今日、近所に住んでいる
大学受験生たちとご飯を食べていると、
「旦那さんが外国人だったら、
どういう時に文化の違いを感じますか?」
と聞かれました。
「うーん、日々、数え切れないほど
いろいろあるからねぇ・・・」
と言いながら考えていて、
思い出したこと。
それは、
マイクが、
平気で枕を踏むこと!!
もうね。
日本人なら、あり得ないじゃないですか?
別に、マイクは
悪気があるわけでも
わざとやってるわけでもないんだけど、
枕の上を歩くところを目撃した時には
私はギャーギャー騒いで怒ります。
実はこの「枕の悲劇」、
国際結婚では結構「あるある」
らしいんです。
日本人の私としては、
枕の上を、汚い足で踏むなんて
絶対にあり得ない。
でも、アメリカ人のマイクは
枕を踏んで何が悪いのか、わからない。
そもそも、「寝床」の扱いが
日本と欧米では全然違うんですよね。
日本語の「まくら」の起源は
「たまくら」だと聞いたことがあります。
「魂の蔵」と書いて、たまくら。
夜、わたしたちの魂が休まる場所が
枕というわけなんですね。
そりゃ、踏まれたら嫌ですよね
欧米では、
(もちろん人によるし、家庭によるけど)
ベッドの上に
靴を履いたまま座ったりするし、
ベッドの上で
ピザ食べたりポテチ食べたりします。
しかも、ヨーロッパとかだと特に
毎日シャワー浴びない人も結構いるから、
布団が余計に汚れがち。
(マイクは毎日シャワーするけど)
でも、日本では、毎日
夜にお風呂に入って、体をきれいにして
それから布団に入るわけだから、
汚い足で踏まれた枕には
どうしても頭をつけたくない!!
と、私は思っちゃうのです。
汚い足で踏まれた枕に、こうやって髪とか顔とか、くっつけたくないよね??
「だって、寝るところなんだよ?
踏んだら汚いじゃん!!」
と言っても、マイクは
「朝にシャワーを浴びるから、
どうせ夜は汚れたまま寝るんだし。
今までそうやって生きてきたから、
今さら何とも思わない!!」
と。
譲らない二人の戦いは、
つづく・・・