米アリゾナ州で7匹の子犬が注目集まる…捨てた飼い主には非難ゴウゴウ | トピックス

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2025年3月20日 日刊ゲンダイDIGITAL

 

 米アリゾナ州で、生まれたばかりで捨てられた7匹の子犬に注目が集まっている。

 

  アリゾナ動物愛護協会(AHS)の発表によると、7匹は生後数日のアメリカンピットブル。3月10日の朝、同州フェニックスにある同団体施設の外に捨てられているのを職員が発見した。 

 

この子たちの運命は…(米アリゾナ動物愛護協会〈AHS〉のフェイスブックから)(日刊ゲンダイ)

 

 プラスチックの容器に入れられていたが、体温調節が十分にできない子犬たちは、気温が低下した夜間に長時間放置されていたため「極度の低体温状態」に陥り、極めて危険な状態になっていた。

 

  発見したAHS職員たちは直ちに保温パッドを使って子犬たちを温め、AHSの動物病院に救急搬送。しかし悲しいことに、7匹のうち1匹は死んでしまった。残る6匹についても「予断を許さない状況」が続いているという。

 

  現在、子犬たちは病院内にある集中治療室(ICU)で治療を受けている。子犬たちの健康状態が安定すれば、里親のもとで一時的に育てられ、最終的には新しい飼い主を見つけるために譲渡が進められる予定だ。

 

 SNSには子犬の健康回復を祈る声が寄せられ、無責任な飼い主に対する非難もゴウゴウだ。