2024年1月25日 四国放送
春に向かうこの季節は、暖かくなると共に猫は発情期を迎えます。
野良猫が増えるのを防ぐために動物保護団体では、この時期に猫の避妊去勢手術をするよう呼びかけています。
徳島市内で動物保護団体が運営する犬猫の避妊、去勢を専門とする病院です。
この病院は月に数回、避妊去勢手術を行っています。
(ハート徳島広報 東條仁志さん)
「2020年9月に開院して、こちらのスペイクリニックで手術した猫の数が今、5864頭です。ほとんどがウチで保護した猫になります」
東條仁志さんは、動物保護団体ハート徳島で遺棄された犬や猫を保護する活動しています。
団体では、野良猫を保護し避妊去勢手術を行っています。
この日は、徳島市国府町の民家にいたメスの猫を保護し、避妊手術を受けさせます。
ハート徳島の代表スーザン・マーサーさんです。
2006年にこの動物保護団体を設立。多くの犬や猫を保護してきました。
発情期に入る前に避妊去勢を
スーザンさんはこの時期こそ、猫の避妊去勢がとても大事だと話します。
(ハート徳島 代表 スーザンマーサーさん)
「冬至を過ぎて、日が長くなると猫たちは発情期に入っていく。なので、私たちはその発情期に入る前に、猫の避妊去勢手術をしたいのです」
環境省によりますと、1匹のメスの猫からは1年で約20匹。
2年で80匹以上生まれる可能性があると言われています。
猫が増え続けることでのデメリットとは…
(ハート徳島 代表 スーザンマーサーさん)
「(猫が)交通事故に遭うとか、ケガがある子猫だとか、お母さんとはぐれて死にそうな子猫だとか、不幸な猫が多くなる」
またスーザンさんは、猫の糞尿の問題や鳴き声への苦情なども増え、それが猫への虐待にもつながっていると話します。
このクリニックでは、1月26日と28日に獣医が集まり一斉に避妊去勢手術を行います。
(ハート徳島広報 東條仁志さん)
「多分(猫が)迷い込んできたら、動物が気になる人はご飯あげたりとか、お腹を空かせないようにとか、多分優しい気持ちで動物を見守られると思うが、ただ、もう一歩先でもし、メスとかであればまた子猫が生まれるということも頭においてもらって、できたら手術をしていない猫を見かけたら、とりあえずは手術してあげようという考えで地域全体の猫を見守って欲しい」
「(猫が)交通事故に遭うとか、ケガがある子猫だとか、お母さんとはぐれて死にそうな子猫だとか、不幸な猫が多くなる」
またスーザンさんは、猫の糞尿の問題や鳴き声への苦情なども増え、それが猫への虐待にもつながっていると話します。
このクリニックでは、1月26日と28日に獣医が集まり一斉に避妊去勢手術を行います。
(ハート徳島広報 東條仁志さん)
「多分(猫が)迷い込んできたら、動物が気になる人はご飯あげたりとか、お腹を空かせないようにとか、多分優しい気持ちで動物を見守られると思うが、ただ、もう一歩先でもし、メスとかであればまた子猫が生まれるということも頭においてもらって、できたら手術をしていない猫を見かけたら、とりあえずは手術してあげようという考えで地域全体の猫を見守って欲しい」