闘牛再開へ 最高裁判断受け メキシコ首都 | トピックス

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2024年1月12日 時事ドットコムニュース

 

【メキシコ市AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市で28日、1年以上閉鎖されていた世界最大規模の闘牛場が再開する。闘牛場が11日、発表した。

 

 収容人数5万人のプラサ・デ・トロスは、数世紀にわたって闘牛の殿堂とされてきた。だが2022年6月、動物愛護活動家らが起こした訴訟によって、裁判所は闘牛の無期限停止を命じた。(写真は資料写真)

 


 しかし最高裁は先月、この判決を無効とする判断を下した。


 闘牛再開を発表したプラサ・デ・トロスのマリオ・ズライカ闘牛場長は、休止期間中、「多くの人々が憲法にうたわれている職業選択の自由や文化的生活といった基本的権利を行使できなかった」と述べた。


 最高裁の決定を受け、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領はメキシコ市での闘牛の将来について住民投票を提案した。【翻訳編集AFPBBNews】