2023年12月28日 読売新聞オンライン
自作した銃を撃って他人が飼っていた猫にけがをさせたとして、奈良県警西和署は26日、奈良県王寺町王寺、会社員の男(49)を動物愛護法違反(殺傷)容疑で逮捕した。「猫を食料として狩ろうとしたが、むやみに傷つけようとしたわけではない」と一部否認しているという。
発表では、上南容疑者は今月1~18日頃、町内の河川敷で、手製の銃のようなもので金属製の弾丸を放ち、猫の左前足に命中させてけがを負わせた疑い。
署によると、けがをした猫を目撃した住民が動物保護団体に通報。団体から情報提供を受けた署員や飼い主が捜索して猫を発見した。署が押収した銃の殺傷能力や余罪の有無を調べている。