2022年12月12日 みんなの経済新聞ネットワーク
保護犬猫の譲渡施設「ペテモライフハウス ピアシティ稲毛海岸」が12月11日、ピアシティ稲毛海岸B棟（美浜区真砂1）にオープンした。（千葉経済新聞）
「救える命をひとつでも、できることを一歩から」をスローガンとする同施設。保護動物の譲渡活動や、譲渡先の家庭へのサポート、ペットとの暮らしに関する知識を教える「飼い方教室」、保護犬猫が人に慣れるための「ふれあい教室」など、「学び体験」の提供を行う。
施設には、保護動物のための運動スペースや個室を備え、健やかで快適に過ごすことができるよう環境を整えた。動物と共に生活する環境のサポートのため、動物病院やペットホテル、トリミングルームなども併設する。
同日、オープニングセレモニーが行われた。神谷俊一千葉市長が出席したほか、イオンペットからは米津一郎社長、プロジェクトマネジャーの柘植由梨子さんが出席した。
神谷市長は「将来の飼い主との接点ができ、譲渡機会が増えること、適切な飼育に関する学びの提供ができることを期待している。動物を保護しなければならない状況を生まないよう、共に進めていきたい」とあいさつ。
柘植さんは「捨てられた命を救うことで捨てられない社会にする。施設を開設することで、多くの皆さまに正しい知識を提供し、ペットとの生活に幸せを感じてもらえるようにしたい」と話した。
千葉市とイオンペットは11月25日、「千葉市動物保護指導センターの収容犬猫の譲渡協力等に関する協定」を締結している。
営業時間は10時～19時。