千葉県いすみ市の養鶏場でニワトリの死骸から鳥インフルエンザウイルスが検出されました。この養鶏場で飼育されていたおよそ116万羽すべてを殺処分することが決まり、1つの事例としては全国で過去最多の殺処分数となります。
千葉県によりますと、23日、いすみ市の養鶏場で発見されたニワトリの死骸220羽について検査したところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たため、24日午前10時から、県職員や自衛隊などあわせて1000人以上を動員して、ニワトリの殺処分を開始しました。
午前中に開かれた県の対策本部会議では、来月7日までに養鶏場で飼育しているおよそ116万羽すべてを殺処分することが決まり、1つの事例としては、今月11日に岡山県の養鶏場で殺処分が決まった64万羽を大幅に上回り、全国で過去最多の殺処分数となりました。(24日14:27)