犬を飼っていない人と犬の飼い主の意識に温度差/アイペット損保の調査で | トピックス

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2017/7/30  保険市場TIMES

 

 

犬を飼っていない人の3分の2は飼い主に不満!

 

アイペット損害保険は、7月26日、「犬飼い主のマナーに関する調査」の結果を発表した。この調査は、犬を飼っている人563名と、これまで犬を飼ったことがない人563名を対象に、2017年7月3日から4日までの間、インターネットを通じて行ったもの。

 

 

調査の中で、犬を飼ったことのない人に対し、犬の飼い主に対して不満を感じたことがあるかどうかを尋ねたところ、65.2%が「ある」と回答。


具体的に不満を感じていることを複数回答で調査したところ、74.1%がトイレの後始末をしていないこと、65.3%が吠える犬を放置していることなど、マナーに関することが1位、2位となった。


その後、散歩中に他の人に近寄る犬を制御しないことや、リードをしていないことなど、犬が苦手な人への配慮不足が続いた。


その一方で、犬を飼っている人の86.9%は、犬が苦手な人に対して配慮ができていると答え、飼い主と非飼い主の間で意識に温度差があることがわかった。

 

犬を飼っていない人の半分近くが犬嫌い

 

同時に、犬を飼っていない人のうち、44.6%は犬が苦手であることもわかった。また、苦手と答えた人に理由を尋ねたところ、過去に犬に追いかけられたり噛まれたりした経験をもつ人が、44.6%(飼っていない人全体の19.9%)にのぼることがわかった。


また、犬を飼っている人でも、犬を怖いと思ったことがある人が64.3%いることもわかった。


同社は、犬を飼っている人がマナーを守らないことや犬が苦手な人に配慮を欠いていることが、犬が嫌いな人にとっての、不満の原因であると分析。マナーを守り、犬が苦手な人への気配りをすることが、犬や猫の共生環境を整えることにつながるのではないかと述べている。
(画像はアイペット損保ホームページより)