時事通信 3/24(金) 20:34配信
24日午後3時25分ごろ、東京都練馬区氷川台の都立城北中央公園で「カラスが50羽くらい死んでいる」と公園事務所の女性職員から110番があった。
駆け付けた警視庁練馬署員が公園内でカラス約50羽の死骸を確認した。同署は、何者かがまいた毒物を食べて死んだ可能性があるとみて、鳥獣保護法違反容疑も視野に調べている。
練馬署によると、同日午後3時5分ごろ、公園内で犬の散歩をしていた高齢女性2人が「パンを食べたカラスが死んだのを見た」と公園職員に届け出た。死骸はカラスだけで、公園内を流れる川を挟んだ半径約20メートルの範囲に集中していた。人からの被害の訴えはなかった。
現場付近でカラスが食べたとみられるものは見つかっていないが、署員が到着したときには弱ったカラスもいた。同署は死骸を調べ、原因の特定を急ぐ。