警察犬ゲルマン、10歳で引退 女児連れ去り事件などで活躍 | トピックス

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sippo 1/31(火) 12:30配信

2013年に全国で初めて警察庁長官賞を
受賞した大阪府警の警察犬、ゲルマン
(オス、10歳)が、高齢のため3月までに
引退する。

これまでに現場に出たのは500回以上。
足腰が弱って動きが鈍り、10年の活動に
ピリオドを打つ。

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「ゲルマン」と担当の六車崇人さん

全長1.5メートル、体重40キロの黒毛の
ジャーマンシェパード。
愛称は「ゲンキ」。07年に警察犬になり、
行方不明者の捜索や生き埋め事故、
水害の現場に駆けつけた。

13年、府内で下校途中に女児が
行方不明になった事件では、捜索から
45分で女児宅近くに放置されていた
ランドセルと水筒を発見。

指紋から連れ去った男が特定され、
女児は保護された。

担当の鑑識課員、六車(むぐるま)崇人
さん(36)は「さびしい気持ちはあるが、
お疲れ様と言いたい」。