神戸新聞NEXT 8月16日(火)16時58分配信
生きた飼い猫を焼却炉で焼いたとして、
兵庫県警生活経済課と垂水署は16日、
動物愛護法違反の疑いで、神戸市垂水区に
住む無職の女(31)を逮捕した。
逮捕容疑は今年4月18日、
自宅マンションのベランダで、生後
約6カ月の雄の猫を鉄製の焼却炉
(高さ59センチ、直径37センチ)に
入れ、死なせた疑い。女は県警の調べに
「取り返しのつかないことをした」と
容疑を認めている。
県警によると、女の親族から同日、
「女がインターネット上に虐待の動画を
投稿している」と通報があった。
駆け付けた垂水署員らが事情を聴いた
ところ、女は猫を焼いたことや、
スマートフォンで撮影した動画を
交流サイト「フェイスブック」に
投稿したことを認めたという。
女はその後、本人の同意を得たうえで
精神科病院に任意入院となっていた。
県警によると、事件後、ネット上で
動画を見つけた市民から通報が相次いだ
という。焼却炉からは犬1匹の死骸も
見つかっており、県警が関連を調べる。