熊本県動物管理センターに保護されている犬と猫が収容限界に・・・ | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

We Love 熊本 2016/07/26 
りよう@肥後ジャーナル





熊本地震発生から3カ月

熊本県動物管理センターは
飼い主とはぐれた犬や猫の新たな
引き取り手を探しているが
今現在のところ収容できる限度を超え、
譲渡はあまり進んでいないそうです。



飼い主とはぐれた犬猫たちが数多く
保護されている

4月14日の熊本地震以降は特別措置と
して殺処分を止め県は7月1日までに
犬328匹、猫462匹を保護し、
飼い主を探すなどしてきたが
現在でも熊本県動物管理センターには
犬48匹、猫74匹 更に各保健所にも
犬が計81匹、猫が計45匹保護されている。
本来センターでは犬40匹、猫30匹
程度の収容が限界


殺処分について

熊本県では狂犬病予防法に基づき
犬は3日間保護した後、飼い主が
名乗り出ない場合は殺処分もできるが
「地震で不幸にも迷子となり、
飼い主が見つからない子たちを何とか
助けたい」(石原貢一所長)
という思いで、300人以上の
ボランティアの方々と犬や猫の面倒を
見てきたそうです。


対策

新たな飼い主への譲渡が目的ですが
個人譲渡会でも成犬・成猫は多くが
残ってしまうのが現実。
熊本県内の登録動物愛護団体には
既に犬約100匹、猫約300匹を
渡しており余力はほんとんどありません。

転居などに伴い飼育を断念するケースが
多くでてくることも想定され
石原所長は「殺処分機を再び
動かすような事態は望まないが、
いつまで今の形で続けられるかは
わからない」と話す


県外の団体への譲渡

熊本県外の団体への譲渡は
飼育管理状況が把握できないため
認められていないそうです。

5月以降、東京都渋谷区などで
動物シェルターを運営する
一般社団法人「ランコントレ・ミグノン」が
地元の動物愛護団体と連携を始まった。
いったんは熊本県内の団体に譲渡された
犬猫を「ランコントレ・ミグノン」が
引き取る形で、間接的には団体譲渡を
実現。
これまでに熊本県から犬30匹、
猫46匹を連れてきた。


最後に

犬や猫はだたのペットではありません。
私たち人間の大事な大事な家族です。

無責任に放棄する人は論外ですが
保護されている犬と猫は新たな買い手が
みつかなかったら、殺処分されて
しまいます。

「一生お世話するので、家族として
迎えたい」と断言できる方は
譲渡会は随時行われていますので
一度行かれてみてください。

「犬やの猫は飼えないけど・・・」
熊本県地震で人が亡くなった時は
大きく報道されますが
犬や猫が殺処分される現実は
ほとんど報道されないので知らない方も
多いかと思います。
こちらの記事を色々な方に拡散して
いただけると幸いです。

詳しい情報は
熊本県動物愛護管理ホームページを
ごらんください。
http://www.kumamoto-doubutuaigo.jp/