忍び寄る「狂犬病危機」予防接種率20年で99%超→71%…油断禁物!?専門家「飼い主に責任」産経ニュース 2016.2.23 13:30飼い犬の狂犬病予防接種率が、減少の一途をたどっている。平成5年には全国の登録犬の99%以上が接種していたが、26年には71%まで減少した。ウイルスに感染した犬に噛まれて人間が発症すれば致死率はほぼ100%だが、国内では昭和31年を最後に犬の発症例がなく、危機意識の低下から予防接種を受けさせないケースが増えているという。隣の台湾では半世紀ぶりの感染も確認され、「過去の病気」と油断する日本にも危機が忍び寄っている。(大森貴弘)