「猫カフェ」全国初の業務停止 | トピックス

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平成28年4月24日首都圏newsより

東京・墨田区の猫とふれあうことの
できる喫茶店「猫カフェ」が、
猫を繁殖させすぎた上、病気をまん延
させるなど適正な管理を
していなかったとして、東京都はこの店を
動物愛護法に基づいて21日から
30日間の業務停止処分にしました。



都によりますと、猫カフェの
業務停止処分は全国で初めて
だということです。

処分を受けたのは、東京・墨田区江東橋に
ある猫カフェ「ねこのて」です。

東京都によりますと、この店は、
ビルの2階にある広さ6畳ほどの
部屋で営業していましたが、適正な
管理を怠って猫を繁殖させすぎたため、
当初は10匹程度だった猫が一時
60匹余りに増えていました。

このため店内の衛生状態が悪化し、
およそ7割の猫にくしゃみやせき、
目やになどの症状を伴うかぜを
まん延させ、獣医師に診せるなどの
対応も取っていなかったということです。

利用客や近所の人から
「猫の健康状態が悪そうだ」とか
「悪臭がする」などという苦情が
相次いで寄せられたことから、
都はことし2月に業務改善命令を
出していましたが、その後も改善が
見られないことから、動物愛護法に
基づいて21日から30日間の
業務停止処分にしました。

都によりますと、猫カフェの
業務停止処分は全国で初めてだと
いうことです。

店の責任者は、都に対して
「処分を受け止め、今後、
改善していきたい」と話している
ということです。