動物愛護拠点施設新設へ 県と大分市が協議会 | トピックス

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2016年01月28日YOMIURIONLINEより

犬や猫の保護、譲渡などの
業務を担う県動物管理所
(大分市小野鶴)の老朽化に伴い、
県と大分市は27日、
動物愛護拠点施設の共同設置に向け、
検討協議会
(会長=諏訪義治・県生活環境部長)
を開いた。

新施設に飼育などの機能を
移す方針で、4月以降の早い時期に
設置場所などを選定する。

 県によると、
同管理所は業務開始から
30年以上が経過。

手狭になったこともあり、
保護した犬や猫を新しい飼い主へ
譲渡するなどの業務が
追いつかなくなってきている。

殺処分数は減少傾向にあるものの、
2014年度は計約2600匹もの
犬や猫が殺処分された。

 そこで県は、
殺処分は同管理所で継続しつつ、
飼育や譲渡を専門に行う
動物愛護拠点施設の新設を計画。

中核市の大分市はこれまで、
同管理所の一部を借りて
動物愛護の業務を担ってきた
という経緯があり、
県ともに検討協議会を設けることにした。

 県庁で開かれた会合には、
県から諏訪部長ら3人、
市から福祉保健部の今村博彰部長ら
3人が出席。

諏訪部長は
「県と市が共通認識に立って
連携を図りながら、共同設置に向けて
スピード感をもって進めたい」
と述べた。

協議は非公開で、
県によると、設置場所や
施設の機能、費用負担など
について協議した。

2016年01月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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