家を飛び出した犬、偶然ハーフマラソンに参加して7位入賞を果たす | トピックス

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2016年01月27日 10:48らばQ海外ニュースより

お外大好き、散歩大好きな犬は
多いですが、勝手に飛び出して
マラソンに参加する犬は、
そうそういるものではありません。




アメリカ・アラバマ州で、
ドアが開いた瞬間に外に飛び出して
しまった犬が、たまたま開催
されていたハーフマラソンに参加し、
ほぼ全行程の13.1マイル(21km)を
選手たちと一緒に走り抜けました。

犬がハーフマラソンに飛び入り参加

犬の名前はリューディヴィン。

2歳半の猟犬で、
アラバマ州にある家の裏庭から、
ドアを開けられた瞬間に飛び出して
しまい、ちょうど400m先にあった
ハーフマラソンのスタート地点に
紛れ込んでしまいました。

一斉にスタートした
マラソンランナーたちに混じって
走り始め、途中、寄り道や休憩が
入ったものの、全区間にあたる
13.1マイル(21km)を走り抜いたのです。

すばらしいことに、
飼い主の同伴なしに7位で
ゴールを果たしました。

あとから事情を知った飼い主の
エイプリル・ハムリンさんは、
最初は恥ずかしく、
犬が他の選手の邪魔をしていないか
心配したそうです。

普段はのんびりしたおとなしい犬
だそうで、すべてを走りぬいたことを
知ったときは、信じられなかったと
述べています。

マラソン中は、6位入賞した
ティム・ホバースさん(49歳)の
近くを走ることが多かったようで、
彼は最初に犬を見たのは始まる前の
駐車場だと説明しています。

寄ってきたリューディヴィンは
首輪をしていたので誰かの犬だと思い、
頭をなでたそうです。

レースが始まると、
あっという間に先頭のグループに
取り付いて走り去ったとのことです。

4位で入賞したジム・クレメンスさんは
「もう犬があきらめて家に帰ったかな
と思うたびに、また後ろから
聞こえてきて、自分を抜かし前の
2人のほうまで走って行った」
と語っています。

犬はたまに寄り道をするので
遅れていき、死んだウサギの
チェックをしている間に、
ホバースさんは追いついたそうです。

さらにフィールドにいた牛などに
気をとられたりしたものの、
再びホバースさんを追いかけて
走り始め、6位でフィニッシュした
ホバースさんのすぐあとに
ゴールラインを超えました。

すかさずボランティアの係員が、
リューディヴィンにもメダルを
かけたのだそうです。




海外掲示板のコメントを抜粋して
ご紹介します。

●これがボーダー・コリーなら
選手は全員一緒にゴールしただろう。

↑これが柴犬なら5分おきに用を
足しに止まったと思う。
そして尿がなくなったら大きいほうを
し始めたろう。
柴犬は走る犬としてはひどいんだ。
基本的に猫を散歩に連れているような感じ。

↑コリーがみんなの足並みを
そろえるために、足元にうろうろ
するところを想像して笑ったよ。

●「偶然に」

↑みんな犬が何か月も練習もして、
こっそり参加しようと計画して
いたことがわかるよね。

●マラソンには2つのステップがある。
1.走り始める。
2.ステップ2はない。

●犬は多分ハーフマラソンとは
知らなかっただろうけど、
きっと半分くらいのところで
ご飯でもあると思ってみんなが
走るので追いかけたんじゃないかな。
犬にはなぜかわからないが、
なぜかみんなはどこに行くかを
わかっているようだ、とね。

↑全部走ったことに驚きだよ。
うちの犬なら100mでさえ、
何かのにおいにつられずに進めない。

●メダルをつけた犬がかわいい。

↑きっとすぐ後ろでゴールした人は
かなりがっかりしたかと。

↑「自分が何したんだろう」って顔だ。

↑おそらく参加者の中では
一番楽しんだだろう。

↑「一番いい散歩だった!」

↑きっと彼にすりゃ「なんてこった、
今日はみんなが一緒に散歩!」

●8位の人を想像してみた。
「おい、誰に負けたと思う?」

●きっと6位の人も普段は遅いんだよ。
でも犬に追いかけられてると思ったんだよ。

とても微笑ましい犬の飛び入り
参加でした。