栃木県宇都宮市豊郷台1丁目の
帝京大宇都宮キャンパスに
動物慰霊の碑が建立され、
入魂祭が行われた。
帝京大のバイオサイエンス学科を中心に
基礎実験や遺伝子実験などで
使われる年1千匹を超
すカエル、マウス(ハツカネズミ)、
ラット(ドブネズミ)への感謝と
敬意を表した。
帝京大ではこれまで、
東京・板橋キャンパスで動物慰霊祭を
執り行ってきた。
昨年12月の神事は今泉八坂神社に依頼、
冲永佳史理事長をはじめ
実験に携わる教授、学生らが参列した。
同学科の内野茂夫教授(脳神経科学)は
「慰霊碑の建立を機に、
犠牲になった動物への感謝を忘れず、
研究の成果は必ず論文にして科学の
進歩に寄与することを改めて学生に
徹底させたい」と話した。(佐藤太郎)
