2015年12月10日 08時30分アメーバニュースより
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
今日は、ある講演会のできごとを
お話したいと思います。
参加者からの質問
「モノを捨てるならば、
ペットも捨ててもいいのですか?」
やましたひでこの回答
「いえいえ、もちろん、
ペットを捨てていいわけ
ありません。」
私、思うのですね。
必要のなくなったモノを
捨てるということは、それは、
片をつける、始末をつけるということ。
必要のなくなったモノたちを漫然と
押入れに突っ込んだまま、あるいは、
部屋の隅に追いやって山積みに
しているのであれば、それは、
すでにそれらを見殺しにしているのと
同じ。
どうも、私たちは、
モノをとって置くことが、
モノをとって置きさえすれば、
モノを捨てさえしなければ、
モノを大事にしていると
思い込むふしがある。
けれども本当は、モノは私たちとの
関係がおしまいになったところで、
死んだも同じことなのです。
だから、思いっきり活用し、愛でて、
慈しんで、そして、
その期間が終われば、きちんと
断捨離というお葬式をあげて
やることが大切だと思います。
でも、ペットはモノとはちがいます。
ペットはそれ自体に命がある。
だから、一度飼い始めたら最後まで
責任を持って飼うべきです。
まちがっても、自分から関係を
絶ってはいけません。
それは、ペットを殺すということに
等しい。
捨てられたペットは動物愛護センターや
保健所に引き取られることになりますが、
そこで一定期間引き取り手が
見つからないと、殺処分されて
しまうのです。
特に年末年始は動物愛護センターが
休みに入り、動物の世話が
できなくなるため、中にいる動物たちは
一斉に殺処分されてしまうそうです。
あなたは、ペットを殺すために
飼い始めたのではありませんよね?
ペットに最期が訪れるまでは、
思いっきり愛でて、慈しんで、
かわいがっていただきたいと思います。
ところで、私やましたひでこも、
ヨークシャテリアの「サンディ譲」を
家族の一員として迎えています。
彼女は、いまでは夫の愛人と呼んで
いいくらいの存在に。
そうですね、この愛くるしい瞳で、
じっと見つめられたら、
どんな殿方でも虜になる。
おまけに、しゃべらない。
寂しかったり、喜んだりしてクンクンって
言ったりすることはあるけれど……
そうだ、ここが肝心。
あーだこーだとうるさい無駄口を
たたくことはない。
だから、夫をののしるなんてことは
あり得ない。
それよりも、全身で甘えてくる。
そう、何の計らいもなく、
素直に自分を表現する。
私を、もっともっと可愛がってね!と。
それが、更なる魅力になって、
「お前を守らずにはいられない」
「お前を守れるのは俺だけだ」と、
妙な思い込み?素敵な勘違い?を、
私の夫に引き起こしたようです。
さてさて、着なくなった服や
読みもしない本、ペン立てにぎっちり
詰まった使わないボールペン、
箱に入ったままの引き出物、
贈答品の数々。
それらは、たとえ新品だとしても、
誰にも引き取られることのない
ミイラと化したモノたちです。
年末の大掃除の機会に、
これらを断捨離して、ゆとりと潤いの
ある気持ちで、本当に大切なモノや
可愛いペットたちと心を
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(やましたひでこ)