松田町寄 身近に人気ドッグラン 文化 関東一円から、遊び場求め賑わう | トピックス

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身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2015年12月5日号
神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報誌
タウンニュース


週末の松田町。

ペットの犬を乗せた車が
国道246号線から一路、
寄地区を目指す。


自由に走り回る犬達
松田町寄


ナンバープレートは相模、川崎、横浜
をはじめ静岡、品川、足立、八王子、
多摩、練馬、さらには大宮、
水戸など関東一円に及ぶ。

 向かう先にある
「寄ふれあいドッグラン」は、
今から25年前の1990年に
「ふれあい動物村」として整備された
農業振興施設で、現在は
町営ドッグランとして営業している。

利用料は大人1人200円に
犬1頭300円と破格の安さ。

10回の利用で1回が無料になる
ポイントカードもある。

 駐車料金500円が別途かかるが、
それでも料金の安さと敷地の広さ、
自然の豊かさが口コミで広がり、
2010年に5054頭だった利用数が
14年度には9037頭まで増加した。

SNSを通じて知り合った犬種ごとの
愛好家が「オフ会」と称して集うなど
”聖地化”している。

 寄ふれあいドッグランは、
2004年に動物村の中に
併設されたのが始まり。

野球場ほどの広さがある敷地の半分は
駐車場で、残る半分にかつて
ウサギやロバ、ブタなどの動物がいた。

 動物の減少により次第に
ドッグランへと移行し、
2013年度にはドッグランに業態を変更した。

 敷地内には遊具を設置した
「アジリティゾーン」や超小型犬ゾーン、
小型・中型犬ゾーン、
中型・大型犬ゾーンがあり、
夏はプールや水路で遊べるのも魅力だ。

平日の午後、茅ケ崎市から
ゴールデンレトリバーを連れて訪れた
60代の夫婦は「評判を聞き始めてきた。
自然も豊かなのでペットと宿泊できる宿が
あれば泊りで来たい」と話していた。

 横浜から毎週訪れる50代の家族は、
寄地区に新居を建てクリスマスに
移住するなど話題も豊富だ。

 問い合わせは寄ふれあいドッグラン
【電話】0465・89・3113へ。
 午前9時から午後4時。
 毎週火曜定休。
 松田町寄5605番地。