警察犬のヘリコプター空輸による
広域的運用を図ろうと17日、
諏訪市の霧ケ峰高原で、
警察犬空輸訓練があった。
本部直轄の警察犬2頭と、
県嘱託警察犬運営委員会の
諏訪、飯田、松本、東信、北信の
県内5分会から2頭ずつの
計12頭が参加。
ヘリのエンジン音やローターの
回転音におびえずに、乗り降りし、
空中でも落ち着いていられるか、
などを確認した。
ヘリへの乗り込みでは、嫌がって、
飼い主に無理やり首輪を
引っ張られたり、胴を
持ち上げられたりする犬もいたが、
何回か繰り返すうちに慣れてきた。
運営委員会の関森春美会長(70)
は「ヘリの中や、降りてからの
犬の挙動がどうなるか、
しっかり確かめたい」と
話していた。(三浦亘)

県警ヘリに乗り込む
警察犬=諏訪市霧ケ峰