2015/11/13 08:38 更新秋田のニュースより
秋田県は12日、
動物愛護の普及啓発を強化するため
開設する県動物愛護センター(仮称)を、
秋田市浜田の県動物管理センターとは
別の県央部に新設する方針を
明らかにした。
早ければ2018年度内に設置する。
管理センターは殺処分施設
などとして引き続き存続させる。
県生活衛生課によると、
愛護センターの機能は
▽保護した犬猫の一時飼育や治療
▽新たな飼い主への譲渡
▽動物との触れ合い体験—など。
動物との交流コーナーや
飼い犬のしつけ講習を行う
多目的ルームを備えるほか、
屋外にドッグランを併設し、
「動物にやさしい秋田」の
イメージを発信する。
秋田市で12日に開かれた
獣医師や学識経験者らによる
検討委員会では、委員から
「多くの県民に訪れてもらうため、
商業施設などの近くに設置する
必要がある。
管理センターと分離する案に賛成だ」
「動物が歩きやすいよう
床材を工夫してほしい」といった
意見や要望が出された。