女優・小林聡美(50)が
映画「犬に名前をつける日」
(山田あかね監督・脚本・
プロデューサー、10月31日から
全国順次公開)で4年ぶりに
映画主演することが20日、分かった。
犬や猫の保護活動を取材する
テレビディレクターを演じる。
東日本大震災で保護された動物や、
動物愛護センターから犬や猫を
救っている人たちの活動を追った
山田監督のドキュメンタリー番組
「むっちゃんの幸せ
福島の被災犬がたどった数奇な運命」
(14年、NHK)の取材映像に、
小林演じる取材ディレクター・
久野かなみを主人公にしたドラマ部分を
加え、映画化した。
小林が、同番組で福島第一原発の
半径20キロ圏内で保護された
犬のむっちゃんの声を務めたことが
映画主演のきっかけ。
そこでの出会いに感銘を受けた小林は
「ギリギリの命を全力で助ける人たちの
情熱と行動力を目の当たりにして、
私はただ圧倒されるばかりでした。
そうして助けられた犬たちは、
私たち人間にまた色々な力や喜びを
くれるのです。
どの犬もみんな幸せでありますように」
とコメントした。
かなみの元夫のカメラマン役の俳優・
上川隆也(50)は、里親を務める
保護犬の愛犬と出演。
保護犬1匹と猫4匹の里親の
トータス松本(48)がボーカルの
バンド「ウルフルズ」が
主題歌「泣けてくる」を担当する。

映画「犬に名前をつける日」に
主演する小林聡美