三毛猫「たま駅長」天国へ 和歌山電鉄、28日に社葬 | トピックス

トピックス

身近で起こっている動物に関する事件や情報の発信blogです。

2015年6月24日20時10分朝日新聞デジタルより



 和歌山電鉄は24日、三毛猫駅長
「たま」が22日夜に急性心不全で死んだ
と発表した。

5月19日から鼻炎で治療していた。

人間にたとえると80歳ぐらいの
16歳だった。


 たま駅長は1999年4月29日生まれ。
旧南海電鉄貴志川線貴志駅
(和歌山県紀の川市)にすみついた
トラ猫が産んだメスで、貴志駅隣の小屋で
飼われていた。

 2006年に和歌山電鉄に移管される際、
線路や駅舎の用地を南海電鉄から
買い取った地元自治体から小屋の
撤去を求められ、飼い主が
「猫が駅に住めるようにしてほしい」と
和歌山電鉄の小嶋光信社長に直訴。

「ふてぶてしいようで、
どこか愛敬のある風貌(ふうぼう)」が
見初められ07年1月、貴志駅の駅長に就任。

一気に全国区となり、たま駅長をモデルに
した駅舎や電車ができるなど、ローカル線を
元気づけてきた。

14年1月に「ウルトラ駅長」となり、
全駅の駅長になった。

 その功績をたたえ、和歌山電鉄は
28日午後0時半から、貴志駅コンコースで
小嶋社長が葬儀委員長となり社葬を営む。