「老犬ホーム」が開業 徳島 | トピックス

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「老犬ホーム」が開業 徳島


2月9日 NHKニュースより


介護が必要な犬を有料で譲り受け、最期まで

世話をする「老犬ホーム」が徳島県内で初めて

鳴門市に開業しました。


このホームの獣医師は「譲り受けるのは最終的な

手段なので、飼い主には『最期まで飼ってほしい』と

十分に説明したい」と話しています。


老犬ホームを開業したのは、鳴門市で動物病院を

経営しているペット関連会社です。



この会社では、これまでも老犬の介護を行って

きましたが、おととし9月に施行された動物愛護

管理法の改正で飼い主にはペットを最期まで


飼うことが義務づけられ、都道府県は正当な

理由がない場合、引き取りを拒否できるように


なったことなどから、老犬ホームの開業に

必要な「譲受飼養業」の認可を取得しました。


受け入れる対象は高齢で介護が必要な犬で、

飼い主が高齢になり飼育できなくなった場合や、

引っ越しで連れて行けない場合などの受け皿と

して有料で譲り受けます。


当面は、併設した動物病院の介護用のベッドを

利用し、リハビリや餌をやるなどしたうえで

最期まで世話をするということです。


この認可を受けたのは徳島県内では初めてで、

四国では香川県に続いて2例目です。


老犬ホームの獣医師の林茂尚代表取締役は

「譲り受けるのは最終的な手段なので、

依頼があった場合は飼い主に『最期まで飼って

ほしい』と十分説明したい」と話しています。