シェパードに驚きチワワ死ぬ
飼い主に賠償命令
2015年02月07日 The Yomiuri Shimbun より
散歩中の犬のチワワが、シェパードに突進された
ショックで死んだとして、チワワの飼い主の夫婦(堺市)が、
シェパードの飼い主に慰謝料など約58万円の損害賠償を
求めた訴訟の控訴審判決で、大阪地裁は6日、計約23万
円の支払いを命じた。
川畑正文裁判長は「小型犬にとって大型犬の突進は脅威」
と述べ、1審・堺簡裁判決と同様の判断を示した。
控訴審判決によると、昨年2月7日朝、飼い主と一緒に
道路を散歩していたチワワは、突然突進してきたシェパードと
接触し、直後に死んだ。
獣医師の診断では、死因は急激な興奮による心不全だった
という。チワワは当時15歳で、犬としては高齢だった。
川畑裁判長は、当時、シェパードの鎖が首輪から外れて
逃げ出せる状態だったとして、「管理が不十分だった」と指摘。
慰謝料18万円のほか、葬儀費用などの支払いを命じた。