Jacques Soloviere
「創造力」なんて事を申しまして。
本日到着した新しい商品についてのご案内です。
やはりこの時期は新商品が多くて楽しいです。
今回登場したのはJacques Soloviere(ジャック・ソロヴィエール)。
女性デザイナー、アレクシア・オーベールさんがデザインするパリのシューズブランドです。
現代基準のライフスタイルにマッチしたシック&イージーの靴のマスターピースとして広く支持を受けて居ます。
代表作は当店でも展開されて居る「MATHEU(マシュー)」。
アッパーに一枚革を使い甲の部分のみをワンアイレットで結んだだけのスリッポンに近い形状。
ローファー、ブーツ、オックスフォード、ダービーを作るのではなく、全く新しい形状をクラシックとして残すために作ったと言います。
「新しい形はほぼ出尽くした」と嘆きの声をあげて居るデザイン界に一石を投じるかの様なこう言う精神のデザイナーは大好きです。
無形から生まれた一つの形は今でこそモダンやアヴァンギャルドに捉えられてしまうのかも知れませんが、コレが一つのクラシックに変わっていく事で0から1が生まれるのでしょう。
とても素敵な話です。
まぁマシューについては今度ご紹介するとして今回は今日入ってきたばかりの新商品をご紹介してます。
こちらはモデル名「LEX(レックス)」、恐竜みたいですよね。
夏感満載のこちらのデザイン。
天然ラフィア生地、ダブルステッチウェルト付き天然軽量マイクロソールを取り入れた見た目の印象に反して軽量で柔らかいローファーとなっております。
コードレーン、シアサッカー、リネン、ソラーロのセットアップとかと合わせると映えそうですよね。
今風に合わせるのならジャージ素材とかドローコード付きのイージーパンツ、ジョガーなんかも良さそうです。
セットアップを基準に例を挙げておりますがデニムやチノパンに合わせて麻のシャツとか普通にTシャツとかを合わせてみるのもまた、シンプルさを小物のこだわりでカバーしたオシャレができて何となく手練感を出せる様な気がします。
モカ縫いではなくタンを上から貼っ付けたみたいな見た目になって居て、縫い倒しの向きが上高と呼ばれる仕末になって居ます。
上から見た時の剥の無い面積が大きく見えるので、ミニマルな印象をつけたい時には靴との相性が良い仕様となって居ます。
元よりテキスタイルに異素材感が出て居るのでディティールが少なめである事はかなりバランスの良い感じがしますよね。
こういうのが女性らしい感性というやつなのでしょうか。
今までに無いアイテム、新たな着こなしなどを求めて居る方は是非ともご検討下さい。
それではまた次のブログでお会いしましょう。
チェントトレンタ南船場店 & D-TE SHOESTORE
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チェント・トレンタ
森井英之