《2024年7月28日》ーリフレインが叫んでいる | aichanの双極性日記

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ユーミンの『リフレインが叫んでいる』を聴くたびに45年前の恋について思い出す。

♩どうして どうして僕たちは
 出逢ってしまったのだろう
 こわれるほど抱きしめた
 最後の春に見た夕陽は
 うろこ雲照らしながら
 ボンネットに消えてった

私たちふたりはよくドライブした。

 

仙台の近くにある海岸沿いの松林の中を走る道だ(東日本大震災の津波でその松林は消えたが)。

 

〈東日本大震災の2年後、仙台空港に着陸する直前の仙台湾沿岸。大津波により防風のための松林がすべて消えている〉

 

そのころが思い出される。

♩ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで
 いつか海に降りた
 あの駐車場にあなたがいたようで

♩どうして どうして 私達
 離れてしまったのだろう
 あんなに愛してたのに
 岬の灯冴えはじめる
 同じ場所に立つけれど
 潮風 肩を抱くだけ

私は彼女の両親に大反対されて彼女と別れた。

 

彼女はひとり娘で両親は婿取りを望んでいたが、私は長男で婿には行けない立場だったからだ。

 

その後、松林の中の道路にクルマを停めてしばし思い出に浸った。

 

潮風が冷たかった。

♩どうして どうしてできるだけ
 やさしくしなかったのだろう
 二度と会えなくなるなら

もっと優しくしてあげればよかったと何度悔やんだことだろう。

 

もっと愛すればよかったと今でも悔やまれてならない。

 

ユーミンはそんな私たちのことを知ってこの歌を作ったわけではない。

 

でも、私はこの歌が自分たちの歌にしか聴こえない。

 

聴くたびに涙が出る。

♩人は忘れられぬ景色を
 いくどかさまよううちに
 後悔しなくなれるの

松林はなくなった。

 

私は北韓道に移住した。

 

いつか後悔しなくなるようになれるのだろうか。

♩すりきれたカセットを 久しぶりにかけてみる
 昔気づかなかった
 リフレインが悲しげに叫んでる

 


【ダイエット記録】0.1キロ減った。あと-7.0キロだ。