《2024年3月18日》ー私の上の妹は人非人 | aichanの双極性日記

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私にはふたりの妹がいる。

 

上の妹は横浜に住んでいて、下の妹は仙台に住んでいる。

 

上の妹は小さいときから下の妹をいじめていた。

 

下の妹が小学校に通うようになってから、上の妹は下の妹を連れて登校し下校した。

 

そのとき、上の妹は下の妹に「わたしの数歩後ろを歩きな。話しかけるな。私と姉妹だと見られないようにしろ」と命じたという。

 

そのほかにも陰惨なイジメを上の妹は下の妹に対して続けた。

 

兄の私はそんなことにまったく気づかず学生生活を送っていた。

 

上の妹は成人になってからも下の妹をいじめつづけたが、私も親もそのことにまったく気づかなかった。

 

上の妹が結婚したとき私は心から祝福した。

 

そのころ私は仙台から北海道に移った。

 

だから、その後も何も知らないまま上の妹とはうまく付き合っていた。

 

上の妹は最初の結婚相手とうまくいかなくて離婚して母子家庭になった。

 

私が40歳を過ぎたころ、下の妹から「姉ちゃんに殺される!」というメールが届いた。

 

驚いてわけを尋ねると、下の妹は上の妹の気に障るようなことを言ってしまったらしい。

 

すると上の妹から「今からあんたを殺しにいく!」という激しいメールが送られてきたという。

 

詳しく聞くと、下の妹はようやく白状した。

 

昔から上の妹にいじめられつづけてきたこと、それがひどく陰惨なものであったこと、上の妹は下の妹に口止めをしていたため親も私もそのことに気づかずにいたこと等。

 

下の妹は小学生のころに書いていた日記の内容を私に教えてくれた。

 

その日記には毎日、「姉ちゃん、死ね! 死ね!」と書かれているという。

 

それを知った私は上の妹に対して激しい怒りを感じた。

 

すると同時期、上の妹はふたりの子どもたちを捨てて仙台から姿を消した。

 

メールしても通じない。

 

上の妹の息子に聞くと、「お母さんに黙っていてくれと言われている」と言って上の妹の所在はわからなかった。

 

1年後、私たちの母が世を去った。

 

その通夜で親族が仙台に集まったとき、上の妹も喪服を着てやってきた。
そして私にこう言った。

 

「再婚したの。この人と」と言って再婚した相手と並んで写っている写真を私に見せた。

 

その写真でふたりは夏服を着ていた。

 

真夏に撮った写真だと思われた。

 

お袋が亡くなったのは6月だった。

 

その写真は1年以上前のものだと推測された。

 

上の妹がふたりの子どもたちを捨てて仙台からどこかに消えた直後のものと思われた。

 

「どこの人? 何してる人なの?」と私は上の妹に聞いた。

 

彼女は「横浜の“みなとみらい”に住んでる。夫は野村證券で働いてる」と答えた。

 

「ははあ」とつぶやいて私は推測した。

 

上の妹は結婚相談所か何かで横浜に住むその男を見つけ、野村證券に勤めていることを知ってその男に近づいたのだ。

 

野村證券のような大企業に勤めている男であれば老後は心配ない。

 

それで上の妹はその男と付き合うことに決め、仙台を出奔して横浜に行ったに違いない。

 

上の妹の息子にその消息を聞いても「お母さんに黙っていてくれと言われている」と言ったのは、たぶん息子たちにも本当のことを知らさなかったためだろう。

 

ふたりの子どもたちを捨ててまで自分の老後のために大企業に勤める男と再婚したことに上の妹は後ろめたさを感じていたのだろう。

 

それ以来、私は上の妹を許していない。

 

下の妹をいじめ続けただけではない。

 

ふたりの子どもたちを捨てて、自分の老後のためだけに密かに再婚した彼女を私は人非人だと思っている。

 

おまけに、これは後に聞いたのだが、上の妹は母子家庭手当を受けていたのに役所に隠れて高級車を所持していた。

 

なぜそんなことができたかというと、彼女は一時、ヤクザと付き合っていて、その男から月に35万円もの援助を受けていたからだ。

 

もちろん、それは役所に隠して、母子家庭手当ても受け取っていた。

 

その点でも上の妹は人非人だ。

 

 

【ダイエット記録】0.2キロ増えた。あと0.4キロだ。