《2024年3月11日》ー社長を強請(ゆす)ったパワハラおばさん | aichanの双極性日記

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先週の金曜、私の通所する障害者就労継続支援B型事業所の利用者(通所する障害者はそう呼ばれる)の70歳のおばさんと、昨年、事業所を辞めたMさんという男性と、事業所を先々月辞めた職員のNさん私とで千歳の「山の猿」という居酒屋で飲んだ。

 

 

Mさんは木工が得意で、素晴らしい作品をいくつも作っている。

 

〈Mさんがお孫さんのために作った『魔女の宅急便』の大きな風見鶏〉

 

〈『魔女の宅急便』のキキとジジ〉

 

〈Mさん手作りのアンティーク調の家具類〉

※以上、Mさんのインスタグラム

 

 

より。

 

Nさんは千歳のサーモンパークの近くに美容室を開設すべくいま奮闘している。

 

残念なことにNさんはビール2杯飲んだだけで、用事があると言って帰ってしまった。

 

それからは、先々月末で辞めたパワハラおばさん(「I」という名前の60歳の女性)のことに話題が集中した。

 

まず私が、“障害者”という“肩書き”をうまく利用して生きている人だと指摘した。

 

このパワハラおばさんは、このブログの『《2023年10月3日》ー馬並みの男根の夢』『《2023年10月17日》ー我が障害者就労継続支援B型事業所の実態』』『《2023年11月8日》ー個室でひとりレザークラフト』『《2023年11月9日》ー座談会の進め方とわかりやすく正しい日本語の重要性』『《2023年12月18日》ー交通事故は誰でも起こす』『《2023年12月22日》ーレザークラフト最新作(おしゃべりおばさんの猛烈パワハラ)』『《2023年12月26日》ー事業所でクリスクス会』『《2023年12月28日》ーおしゃべりおばさんのその後』『《2024年1月4日》ー古代日本語は関西弁に似ていたと思う』『《2024年1月8日》ー不平不満ではなく恵まれている点を考えるべきだ』『《2024年1月24日》ーおしゃべりおばさんと絶交した』『《2024年2月3日》ーアイヌ民族差別は今なお続いている』『《2024年2月3日》ー職員のNさんが辞めた』『《2024年2月10日》ーパワハラおばさんとはサヨウナラ』『《2024年3月30日》ー国立大卒だからと威張る人にはろくな奴はいない』『《2024年5月8日》ー障害を持って生まれてくる子どもたちを守れる社会を作ろう』に登場するおしゃべり好きでパワハラもする困ったおばさんだ。

 

障害者就労継続支援B型事業所は障害者を通所させると国から給付金という多額の金をもらえるおかしな存在だ。

 

A型事業所というのもあり、それもまた同じく国からの多額の給付金で運営されている。

 

パワハラおばさんは、事業所のその面を突いて不平不満をまくし立てたものだ。

 

私はいくつかの障害者就労継続支援事業所を渡り歩いてきたので、事業所のそういう裏の面はよく知っている。

 

パワハラおばさんも同じ疑問を持っていたので、おばさんは私に事業所への不平不満や職員の悪口などを言うようになった。

 

といっても彼女の不平不満は個人的なもので、要するに「この事業所はわたしには冷たい!」「あの職員はわたしを虐待しようとしている!」といった内容がほとんどだった。

 

このおばさんは、自分のいる環境を自分にとっていいようにしたいという欲が強く、それが満たされないと不平不満をまき散らすのだ。

 

私も事業所の運営の裏などには不満を持っているが、しかし、いま通所している事業所に入るときは割り切った。

 

千歳に引っ越してきて冬の光熱費の高さに驚愕し、年金だけでは生活できず仕方なく働くことにしたので、もう不平不満は言わないぞと自分に言い聞かせて今の事業所に入ったのだ。

 

パワハラおばさんもいくつもの事業所を渡り歩いてきた人だが、割り切ることはできず、いつだって私を相手に不平不満をぶつけてくるのだった。

 

「そんなに不平不満があるなら辞めたら」と言ったことがある。

 

するとパワハラおばさんはちょっと驚いたような目をしてから「いま思案中」と言って話をそらした。

 

そしてその夜、障害者仲間に電話して私に言ったのと同じことを話し、「Iさんもいろいろ考えているんだね」という言葉をもらってストレスが消えた。

 

そう、パワハラおばさんの不平不満の発散はストレス発散にほかならないのだ。

 

私はみんなに、パワハラのあったときの実態を聞かせた。

 

Mさんはもちろん、70歳のおばさんもそばにいたわけではないので、どういう経緯でパワハラが起きたのか、どんな攻撃がなされたのか知らないからだ。

 

パワハラが起きたのはキッチンスペースで、70歳のおばさんは離れた作業場にいたが、私はキッチンに接する相談室という小部屋でレザークラフトをしていたから、パワハラの現場とは間近で、パワハラおばさんの攻撃はすべて聞こえた。

 

そのキッチンスペースでパワハラおばさんは職員のNさんにパワハラを仕掛けた。

 

その発端は昨年暮近く、作業場が寒いか暑いかだった。

 

後から聞いたところでは作業場の暖房は23℃に設定されていた。

 

いたって普通の室温である。

 

しかし、一所懸命作業する人にとってそれでは暑いのだ。

 

私もレザークラフトをやるまではみんなと同じ作業をしていたが、一所懸命やると汗が出てくるほど暑くなる。

 

Kさんという女性利用者が「暑いから窓開けてください」と職員のNさんに頼んだ。

 

Nさんは利用者たちを見回して「暑いですか?」と聞いた。

 

「暑い」「暑い」「暑い」という声があちこちから上がった。

 

一番「暑い」と訴えたのは、Kさんだった。

 

Kさんは職員に取り入ることがうまく、職員も彼女の声に耳を傾けることが多い。

 

それでパワハラおばさんはKさんを異常に嫌っていた。

 

Kさんの声に耳を傾ける職員にも腹を立てていた。

 

パワハラおばさんだけは「寒い」と訴えた

 

パワハラおばさんだけはいつもみんなと違う軽い作業をしていて、しかもチンタラやるので体が“暑く”なることはない。

 

彼女はいつも「一所懸命やったって日給が上がるわけじゃないんだから、ゆっくりやればいいのよ」と言っていた。

 

それでいつもチンタラ作業するのだが、余裕があるから周囲に目を配る。

 

職員や他の利用者の様子を観察しながら作業するのだ。

 

それも職員や他の利用者の悪い面を見つけ出そうと観察する。

 

それで余計に不平不満がたまるというわけだ。

 

そしてチンタラだから余計に寒いと感じるのだろう。

 

しかし、Nさんは多数決で窓を開けて冷気を入れた。

 

それでパワハラおばさんは怒り狂った。

 

彼女はKさんの言うことを聞いてNさんが窓を開けたと思い込んだのだ。

 

民主主義では少数意見にも耳を傾けなければならない。

 

そこで職員たちはパワハラおばさんに「オーバーを着て作業するように」と勧めたり膝掛けを勧めたりした。

 

しかしパワハラおばさんはその厚意を蹴った

 

そして、「あんた(パワハラをされた職員のNさん)はわたしが寒いって言ってるのにKの声ばっか聞いて窓を開けた! おかげで体調を崩した! どうしてくれる! 障害者虐待だよ! ハラスメントだよ! あんた、障害者についてなに勉強してんの? してるんならどんな本読んだか教えてみなさいよ! 何も勉強してないんじゃない! ばっかじゃないの! あんたら、あたしたちのおかげで給料もらってるくせに、何よその態度!」とNさんを攻撃しはじめた。

 

パワハラおばさんこそ障がい者のことをよく知らない。

 

利用者の中には気分が悪くて休んだりする人がいるが、そういうのを見ると、「休んで作業しないんなら来るなッちゅうのよ!」と傲然と言い切る。

 

70歳のおばさんはリウマチで障害者手帳2級で生活保護を受けている。

 

パワハラおばさんも障害者手帳3級で生活保護を受けている。

 

しかし2級の人は3級の人より2万円くらい受給額が多い。

 

そのことでパワハラおばさんは70歳のおばさんをいつも羨ましがり、「たかがリウマチで2級なんて差別だ!」と息巻く。

 

「たかがリウマチ」などという発言はリウマチの苦しさをまったく知らないと言っていい。

 

そういう面でもパワハラおばさんは障害者というものを知らない。

 

だいたいにおいてパワハラおばさんは元気で、「どこが障害者なんだ?」というくらいのものなのだ。

 

なのに職員たちに対しては、「わたしはなんでも知ってるのよ!」という態度で臨む。

 

そんな攻撃をされつづけてNさんが、ついに切れてしまった。

 

それでパワハラおばさんに向かって「じゃ帰れば」と言った。

 

私なら「じゃ辞めれば」と言っただろう。

 

パワハラおばさんは一瞬声に詰まり、「あ。そう! じゃ帰る! 送ってって!」と言い返した。

 

そして、「Nは言ってはいけないことを言った!」と鬼の首でも取ったかのようにうそぶくようになった。

 

パワハラおばさんとしては、自分たちのおかげで国から給付金をもらっている事業所は「悪」であり、その事業所から給料をもらっている職員はそれだけで「悪」なのである。

 

だから、事業所や職員に対しては何を言ってもかまわないという意識がパワハラおばさんにはある

 

一方、職員としてはその負い目がある。

 

私がいま通所している障害者就労継続支援B型事業所は毎日通所してくる人が10名くらいしかいないので(多くは週に数回しか通所しない)、国から給付金をもらっていても赤字だと思う。

 

その証拠に、例えば月1回のレクリエーションで回転寿司などに行くときなどは社長の経営する別会社の支払いである。

 

また、レザークラフトの材料や道具は社長のポケットマネーで買ってもらっている。

 

さらに、別の目的で建てられた建物の半分を改装して開いた事業所なのだが、その内装の払いも社長の別会社だろう。

 

B型事業所の場合、ひとり1日いくらで給付金が計算されるから、毎日通所してくれる人が多くないと給付金は少なくなる。

 

社長に聞いたところでは「毎日通所してくれる人が15名いれば儲かる」とのことだが、15名でトントンということだろう。

 

本当に儲けるには20名は必要なのに違いない。

 

しかし、我々が通所して得られる給付金から職員たちが給料をもらっていることは確かだ。

 

だから職員は通所者に強いことは言えない

 

さらには相手が障害者だとなれば職員は言いたいことも我慢しなければならいことも多い。

 

「障碍者差別だ!」と騒がれるからだ。

 

それを知っておばさんは職員のNさんにパワハラを仕掛けたのだ。

 

実際、パワハラおばさんは「これは障害者に対するハラスメントだ!」とNさんに向かって怒鳴り散らした。

 

パワハラおばさんは利用者と障害者というヨロイを着て、ヨロイも着ず武器も持たず戦意もない職員を攻撃したのだ。

 

東京都はカスタマーハラスメント(客が店員に暴言を吐くなどのこと)を規制する条例を作るみたいだが、世の中はそのように動いている。

 

カスハラといえば、パワハラおばさんは大のクレーマーでもあり、カッとなると店員に「あたしは客なのよ! なのに何その態度!」というようなカスハラを日常的に行っている。

 

パワハラもカスハラも、相手が弱い立場にあると見て起こす卑劣な行為だ。

 

パワハラおばさんにとっては、そういうのことにまったく抵抗がない。

 

当たり前だと思っている。

 

こんなに卑怯な手はない。

 

パワハラは暴力と同じ。

 

言葉の暴力である。

 

弱い者イジメとも同じ

 

犯罪である。

 

そして、「社長は金一封をIさんに渡したと思う」と私は疑惑を開陳した。

 

根拠がある。

 

パワハラを仕掛けた当日、まずサービス管理責任者がパワハラおばさんをなだめ、次に社長が来て彼女をなだめた。

 

その日の帰り、私と彼女は社長のクルマで自宅アパートまで送ってもらった。

 

その車中、パワハラおばさんは「あいつ(Nさん)は言ってはならいことを言った。許せない!」と社長に言いつのった。

 

私には何も言わなかった。

 

その日の昼休みにパワハラおばさんとふたりだけになったとき、「Nは言ってはならないことを言った。どう解釈する?」と私に聞いてきた。

 

私はシラけながら、「多数決なんだから仕方ないでしょ」と言った。

 

「そう言われると何も言えないけど…」とパワハラおばさんは不満そうにつぶやいた。

 

私のそのひと言を聞いて、私にNさんの悪口を言っても無駄だと思って車中では私には話しかけなかったのだろう。

 

そして社長が彼女のマンションにクルマを付けると、「だけどもうそれについては何も言わない。あとは会社に任せる。さあ、どういう形で謝罪するのか」と言って、林真理子のように顎を上げ傲然としてクルマから降りていった。

 

そう言われて社長は運転席で何か考え込んでいた。

 

金を要求されたと思ったなと私は察した。

 

そこで私は社長に「Iさんの言うことを真に受けてはいけませんよ。裁判に待ち込めばいい。Nさんは被害者です。私は間近で聞いていました。あれはパワハラですよ。裁判になれば私が証人になります。Nさんを責めないでください」と話した。

 

しかし社長とすれば、「あとは会社に任せる。さあ、どういう形で謝罪するのか」と言われ、「これは金で解決させるしかないな」と思ったに違いないと私は思う。

 

その翌日から4日ほどパワハラおばさんは休んだが、5日目から元気に通所してきた。

 

4日も休んだのは、Nさんにパワハラを仕掛けたとき、「わたしが寒いと言ってるのに、あんたは他の利用者の意見を取り上げて窓を開けた! おかげで体調を崩した! どうしてくれる!」と脅したからだろう。

 

体調を崩したと言った手前、4日も休んでみせたのだ。

 

しかし、私の見たところパワハラのあった日、パワハラおばさんはピンピンしていた。

 

休憩時間や昼休みにはオーバーを着て外に出てタバコをズバズバ吸っていた。

 

体調を崩したというのはウソだったのだと思う。

 

そして5日目もピンピンして通所してきた。

 

その機嫌の良さは異常だった。

 

いつもは不機嫌だからだ。

 

「これは社長から金をもらったな」と私は直感した。

 

辞めるときも、いつもの彼女なら顎を上げて林真理子のように傲然と職員を見下して頭など決して下げないのに、各職員に丁寧に頭を下げて「お世話になりました」と言った。

 

その姿を見たとき、私の直感は確信に変わった。

 

酒の席で私がそう言うと、「Iさんはいつもお金の話ばかりしてからね」とみんな納得した。

 

パワハラおばさんはいつも金に関することばかり言っていたし、札幌に引っ越すのに金が必要なときだとみんな思い当たり、うなずいたのだ。

 

「Nさんに謝って和解すべきだ」と私はおばさんに忠告したが「なんでわたしが謝らなきゃいけないの!」と傲然として無視されたとも話した。

 

それで私はパワハラおばさんと絶交したとも。

 

犯罪者などと友達でいたくなかったのだ。

 

しかも、最も低劣な犯罪者だ。

 

「障害者であることを利用して他人を攻撃するなど、われわれ障害者全部がそういう人だと見られるから大迷惑」と私は言った。

 

障害者という“肩書き”を利用して世の中を渡ろうなどとは絶対に考えるべきではない。

 

障害者は守られる立場にあるが、それは健常者の考えることであって、障害者自らが「わたしを守るのが当然」と言うのは間違っている。

 

障害者は、「守ってください。お願いします」と頼むのが本当だと思う。

 

健常者が障害者を守るのは当然のことだが、それを当たり前だと障害者は思うべきではない。

 

健常者に対する感謝の態度と気持ちが必要である。

 

なのにパワハラおばさんは、障害者の自分を守らなかったといってNさんをこれでもかと攻撃した。

 

そんなことをされると、障害者がみんなそんな卑劣なやつだと思われる恐れがある

 

真面目な障害者までが変な目で見られて迷惑する。

 

そんな奴は人間のクズだとも言いたかったが、それはやめておいた。

 

あとはみんなでワイワイ騒いで楽しく飲んだ。

 

Mさんにおごってもらってしまった。

 

帰路、Mさんとふたりで駅まで歩いた。

 

「俺がIさんで一番嫌だったのは、あの人、子どもを育ててない人を馬鹿にするでしょ。それがいっちばん嫌だった」と言った。

 

「そうですね。見下していた」と私はうなずいた。

 

パワハラおばさんは子どもを3人産んで育てたが、その子育てがいかに大変だったかをいつもしゃべり、そういう経験をしていない女性を見下すところがあった。

 

子どもを産んだら育てるのは義務であり自慢にはならない。

 

なのにパワハラおばさんはそのことを盛んに自慢するのだった。

 

パワハラおばさんは古い人でもあるのだ。

 

古い人だからパワハラにも抵抗がなかったのだろう。

 

男(社長)から金をもらうのも抵抗が少なかったのに違いない。

 

 

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