7月に札幌から千歳に引っ越してきてから、千歳川に何度釣行したか。
まったく釣れない日もあった。
釣れても小さいのが数尾だけ。
千歳川はがばがば釣れると期待していたのに、このありさまである。
魚が意外にも少ないのだ。
しかも小型が多い。
ブラウントラウトはせいぜい25cm止まりでヤマメも20cm行けばいいほうだ。
〈ブラウントラウト〉
〈ヤマメも小型が多く、こんな小さなヤマメもいる〉
エサ釣りをしている人がいたので聞いてみると、フライの私より釣ってはいたが、大釣りというわけではなかった。
しかも、やはりみんな小型である。
たまに30cm前後の魚が釣れるものの、それはみなお呼びでないウグイである。
〈でかいウグイ〉
魚の釣りやすい朝まづめや夕まづめに釣行してみても釣れない。
釣れてもウグイかちびっこいヤマメかブラウン。
千歳川がこのありさまで、意気消沈している。
20年以上前、何度が千歳川に釣行した。
そのときも小型が多かったが、数は釣れた。
千歳川の魚は数が激減したようだ。
これなら札幌の豊平川のほうがまだマシだったかもしれない。
ただ、千歳川で釣りをしていると自然に触れることができる。
水面近くをカワセミが飛び、岸辺の草むらではトンボが乱れ飛ぶ。
トンボは、カワトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマ、オニヤンマと種類も豊富だ。
〈カワトンボ〉
〈オニヤンマ〉
そういう自然のなかにいるだけで心が洗われ、気持ちが豊かになってくる。
そういうときは釣れなくても満足できる。
しかし、たまには大釣りたいものだ。
特に大物を釣りたいなあ。
〈早朝の千歳川〉
【ダイエット記録】0.2キロ減った。あと5.0キロだ。