中四国の国道フェリーの記憶~その6 香川県発の国道フェリー | ふねきちのブログ

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たまには、料理なんかも載せてます。

 晴れ5月に入って、日中は初夏の暑さも漂わす日本列島、今年の桜🌸も、3月中旬開花、4月を待たずに散ってしまい、早かったですね。今年は、長い夏になりそうですね。ニコニコ私は、暑いけど夏が好きです。

 船さて、今回は、私は、愛媛出身なので、香川県は、高松以外、あまり訪れることがなく、橋が架かる前の、丸亀、坂出、多度津の港に行ったことがありません。

 クローバーこのパンフレットは、まさに瀬戸大橋の架かるまで、同じルート上を航行していた、児坂フェリーです。クルーズフェリーという感じはなく、単なる航送フェリーといった、まさに国道フェリーですね。

 音譜瀬戸内海汽船の日比~多度津航路は、1970年~74年の、たった4年間のみ運行された、フェリー航路です。愛媛県東部から、岡山、阪神地区には結構便利な航路のような気がするんですけどね。

 船三洋汽船の水島~丸亀フェリーです。宇野~高松航路以外で、最も便数が多く、就航船も大きく、ドル箱路線でしたね。中四国の工業地帯をダイレクトに結んだ、まさに経済航路でした。

 車水島航路と同じ、丸亀港から下津井に向うフェリー航路です。小型のフェリーでした。以前、広島湾の呉ポートピア~切串間に就航している、‘さくら’は、この航路船‘しもつい’でした。

 船最後に、福山~多度津フェリーです。この航路は、当初、鞆~多度津でしたが、後に、鞆から福山に変更されました。香川県から、広島県を結ぶ唯一の航路で、結構に賑わっていました。尾道~今治のしまなみ海道が開通後も存続し、2008年に廃止になりました。

 カメラ上の2枚の写真は、書籍‘日本のカーフェリー’から、鞆~多度津航路船、珍しい双胴船の‘キングペア’と、瀬戸内海西部の代表的な船型の、‘せんすい’です。

 ニコニコピストン運航の宇高航路の他にも、多くの中四国の国道を繋ぐ、カーフェリー航路がありました。賑やかかりし、瀬戸内海縦断航路でした。