今治港、新ターミナルのお披露目です。 | ふねきちのブログ

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 もみじ暦は、秋深まる時期なのですが、先日、今治に行って来ましたが、夏を思わせる程、暑い一日でした。

 ニコニコいよいよ、今治港の新ターミナルが稼動しました。

 イカリマーク1Fは、旅客船ターミナルや、カフェが入り、最上階がレストラン、

中間階は、海運会社などの事務所が入っています。

 ニコニコまるで、鯨みたいですね。この建物の裏側に旧港湾ビルがあり、現在、解体が始まりました。

 しょぼん今治港の全盛期の象徴でもあった港湾ビル、愛媛の玄関口として、港の顔でもありました。お疲れ様でした。

 船旧、大島行きフェリー岸壁です。奥に新ターミナル、左奥が解体中の旧港湾ビルです。

 ニコニコこのフェリー岸壁を、岡村島へのフェリーが使用するようですね。大島行きの大型フェリーが着けていた岸壁は、岡村行きの小さなフェリーには、大きすぎるでしょうね。
 晴れ左隣の第一桟橋です。ここは、各駅停車の因島行きと、岡村行きの高速船乗り場になります。

 しょぼん今治港からの航路は、因島、岡村島、木江行きの3航路のみになりました。随分と、寂しくなりました。

 船右隣には、旧三原行き、国道フェリー岸壁があります。唯一残った、前、大島行きフェリーが一艘、不定期のチャーター船として残っています。

 ニコニコ残り少ない、芸予型フェリーです。

 船右のパンフレットの船は、今治港に寄港していた、神戸~今治~松山~大分航路のダイヤモンドフェリーです。現在は、ダイヤモンドフェリーや、関西汽船は解体され、阪神~大分、別府直行便のみフェリーさんふらわあとして、残っています。

 ニコニコ左の写真は、1969年当時の、尾道~松山航路に就航していた、石崎汽船の春洋丸?でしょうか。小型の純客船です。スマートで、形が良いですね。

 船昭和の時代、まだ、車社会の始まりくらいまでは、このような旅客船が、瀬戸内海を縦横に活躍していました。

 ニコニコ山陽側の、尾道、三原、竹原、呉、広島と、四国側の今治、松山と、芸予諸島に多くの航路があり、ひっきりなしに航行していましたね。懐かしい思い出です。不便が当たり前の、良き時代でした。

 コスモス昭和の思い出と共に、解体される今治港、新しい港湾ビルにサイクリングや、観光で少しでも賑わいが戻れば良いですね。

 ニコニコでも、港に一番合うのは、やっぱり船ですよ。船の無い港は、寂しいです。