2024年1月に当ブログの記事を訂正し再更新しました。
以下は当時の記録としてご参考までにお読みください。
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2021年6月に起立性調節障害(重症)を発症し、1年経ちます。
現在PS4〜5。
この梅雨の季節はキツイですねぇ。
多くの同じ病態の方たちが一様にしんどい状態になっているのを知ると、一緒に頑張ろう〜という気持ちになります。
この1年かけて食生活を改善し、長い時間をかけて息子の体調を取り戻そうとしています。
これまで糖質過多・炭水化物に偏った食生活から、高たんぱく&低糖質にしていく食事改善です。成長期の息子の食事は低糖質にはせず「お菓子をやめる」という対策をとっています。
そして、乳製品・牛乳をやめ、小麦制限をしています。
朝食も、昼食も、夕食も、今までとは段違いになりました。
例えば・・・
【今までの朝食】
市販パン3種類・ヨーグルト・フルーツ・野菜ジュース
【現在の朝食】
米粉パン・豆乳グルト・卵1個・ハムやベーコン・チーズ・生野菜(手作りアマニ油ドレッシング)・くるみやアーモンドなどのナッツ・プロテイン
朝食だけでも、何という栄養分の違い!
もうヤバかったよ、これまでが。
【今までの朝食】は私自身がOL時代からずっとコレだったので、普通に息子にもコレにしてたんです。
ヒヨワな貧血女子っぽいメニューでしたネ(><)
藤川医師の栄養療法を知り、毎日プロテインを飲むようになりましたが、息子は牛乳で溶かしたがったので、そうしていました。水で溶かしたプロテインは本当にまずい!と。
でも途中で、牛乳プロテインを飲むと15分後にお腹がギュルル〜となることに気づきました。
息子も自覚したようで、それ以来、水で溶くようになりました。
美味しくないけど、回復のために我慢して飲んでいます。
途中、プロテイン中断して体調悪化し、再開したら回復した経験から、本人の自覚が強いのです。
小学校の時は毎日給食で牛乳が出ていましたが、軽い下痢は日常的だったので、牛乳合わないかな?と思いつつも、学校に申し出て除去するほどじゃないと判断し、ずっと飲んでいましたが・・・合わなかったんですねぇ〜〜・・・
牛乳をやめたら腸内が安定し、下痢の頻度が激減。
こんな単純なことだったとは・・・16年間を後悔した瞬間でした。
米粉パンの代わりに、グラノーラにすることもあります。
最近はプロテインを意識して多く作られた色んな種類がスーパーで売ってますね。
チーズも各種、揃えてローテーション。
豆乳グルトは最近スーパーでどこでも並んでますね。
このままだと食べにくいのでフルーツソースやジャムを混ぜています。
プロテインは、日本新薬のウィンゾーンのマンゴー味が一番いける(息子談)。
次にザバスのリッチショコラ。
あとニチガの大豆プロテイン(息子には不評だけど私は豆乳と混ぜてイケる)。
息子はこの3種類をローテーションで飲んでいます。
栄養学的には、同じものを連日取るのはあんまり良くないようなので、少しずつ種類を変えながら、毎日体内にプロテインが満たされることをイメージして工夫しています。
グラノーラだの、プロテインって大袋じゃないですか、これらがキッチン周辺に並ぶのってて大変。
長いおうち療養生活を、ちょっと良い感じにしたくて、全部ビンに入れ替えてます。
使い勝手も良くなります。
そのうち瓶を統一させてスッキリさせたいわぁ。
この1年を振り返ると、一時期悪化したことがありましたが、回復中であることが分かります。
実は悪化の原因が、とある整体をやったことがキッカケでして、激しく後悔しました。
整体は、受ける時のPS値と施術内容によって、効果が高い時も、効果ない時も、悪化する時もあると感じているところです。
タイミングによっては起立性調節障害の子にかなり効果あることもよく聞きます。
が、悪化もそこそこあるのだな、と最近Twitterを見るようになって知りました。
本当に怖い体験だったので、当面は整体は見送る姿勢でいます。
やるとしても、PS1~2になってからかな〜と考えてます。
(ODの状態というのは、脳脊髄液減少の側面は多かれ少なかれあるんじゃないかと感じてまして、そこを整体で変に刺激されると状況によっては容易にクラッシュするのかも、などと想像中)
発症当時はPS6、初期の通院クラッシュでPS8、栄養療法で順調にPS8→7→6→5→4、整体で一瞬8に後退して冷や汗体験後、時間をかけて戻り、現在はPS4~5あたりだと思われます。
PS値を知っていると、遅々として回復しないと見える起立性調節障害も、回復中であることが認識でき、知ってよかった知識です。
コロナ後遺症で頑張ってらっしゃる平畑先生の、こちらのサイトでPS値について具体的な描写が分かりやすく参考になります。
たくさんの研究をされ、情報を提供し、真摯な医療を提供してくださる全ての医療従事者の皆さんに、この1年どれほど感謝したことか。
本当にいつもありがとうございます。