源氏物語イラスト訳【若紫53-1】髪は扇を
髪は扇を広げたるやうにゆらゆらとして、顔はいと赤くすりなして立てり。「何ごとぞや。童女と腹立ちたまへるか」とて、
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【源氏物語イラスト訳】
髪は扇を広げたるやうにゆらゆらとして、
訳)髪は扇を広げたようにゆらゆらとして、
顔はいと赤くすりなして立てり。
訳)顔はとても赤く手でこすって立っている。
「何ごとぞや。童女と腹立ちたまへるか」とて
訳)「何事なの? 女の子とケンカしなさったのか」と言って
【古文】
髪は扇を広げたるやうにゆらゆらとして、顔はいと赤くすりなして立てり。「何ごとぞや。童女と腹立ちたまへるか」とて
【訳】
髪は扇を広げたようにゆらゆらとして、顔はとても赤く手でこすって立っている。「何事なの? 女の子とケンカしなさったのか」と言って
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■【は】
■【扇(あふぎ)】
■【を】
■【広げ】
■【たる】
■【やうに】
■【ゆらゆらと】
■【し】
■【て】
■【は】
■【いと】
■【赤く】
■【すりなし】
※【すりなす】
■【て】
■【立て】
■【り】
■【何ごと】
■【ぞ】
■【や】
■【童女(わらはめ)】
■【と】
■【腹立ち】
※【腹立つ】
■【たまへ】
※【たまふ】
■【る】
■【か】
■【とて】
※【と】
※【て】
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