源氏物語イラスト訳【夕顔401-1】いとかけ離れ
いとかけ離れ、気色なく言ひなして、なほ同じごと好き歩きければ、いとど夢の心地して、
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【源氏物語イラスト訳】
いとかけ離れ、気色なく言ひなして、
訳)まったくかけ離れ、何のそぶりもなく言いつくろって、
なほ同じごと好き歩きければ、
訳)依然として同じように色事を求めて浮かれ歩いていたので、
いとど夢の心地して、
訳)ますます夢のような気がして、
【古文】
いとかけ離れ、気色なく言ひなして、なほ同じごと好き歩きければ、いとど夢の心地して、
【訳】
まったくかけ離れ、何のそぶりもなく言いつくろって、依然として同じように色事を求めて浮かれ歩いていたので、ますます夢のような気がして、
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■【いと】
■【かけ離れ】
※【かけ離る】
■【気色(けしき)】
■【なく】
■【言ひなし】
※【言ひなす】
■【て】
■【なほ】
■【同じ】
■【ごと】
■【好き歩(あり)く】
■【けれ】
■【ば】
■【いとど】
■【夢の心地】
※【心地(ここち)】
■【し】
■【て】
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