源氏物語イラスト訳【夕顔347】三年ばかりは | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔347】三年ばかりは

「…三年ばかりは、心ざしあるさまに通ひたまひしを、去年の秋ごろ、かの右の大殿より、いと恐ろしきことの聞こえ参で来しに、

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

「…三年ばかり心ざしあるさま通ひたまひ

訳)「…三年ほどの間愛情ある様子通いなさってのに

 

 

去年秋ごろかの右の大殿より

訳)去年秋ごろあの右大臣家から

 

 

いと恐ろしきこと聞こえ参で来

訳)とても恐ろしい聞こえて参りましので

 

 

【古文】

「…三年ばかり心ざしあるさま通ひたまひ去年秋ごろかの右の大殿よりいと恐ろしきこと聞こえ参で来

 

【訳】

「…三年ほどの間愛情ある様子通いなさってのに去年秋ごろあの右大臣家からとても恐ろしい聞こえて参りましので

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【ばかり】

■【は】

■【心ざし】

■【ある】

■【さま】

■【に】

■【通ひ】

■【たまひ】

■【し】

■【を】

■【去年(こぞ)】

■【の】

■【秋ごろ】

■【かの】

■【右の大殿(おほいとの)】

■【より】

■【いと】

■【恐ろしき】

■【の】

■【聞こえ】

■【参で来(までこ)】

※【参で来(までく)】

■【し】

■【に】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

頭中将と夕顔は、3年くらいの間交際していたようですね。

 

おっと、出てきましたよ~!

 

「右の大殿」とは、

あの、頭中将の正妻である右大臣の娘のことですね!

 

チュー

 

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