源氏物語イラスト訳【夕顔320】惟光、心地も
惟光、心地も騒ぎ惑へど、思ひのどめて、この人のたづきなしと思ひたるを、もてなし助けつつさぶらはす。
ーーーーーーーーーーーーーーー
【源氏物語イラスト訳】
惟光、心地も騒ぎ惑へど、
訳)惟光は、気持ちも動揺しどうしてよいかわからないでいるが、
思ひのどめて、
訳)気を落ち着けて、
この人のたづきなしと思ひたるを、
訳)この右近が主人を亡くして頼るものがないと思っているのを、
もてなし助けつつさぶらはす。
訳)世話し助けてやりながらお仕えさせる。
【古文】
惟光、心地も騒ぎ惑へど、思ひのどめて、この人のたづきなしと思ひたるを、もてなし助けつつさぶらはす。
【訳】
惟光は、気持ちも動揺しどうしてよいかわからないでいるが、気を落ち着けて、この右近が主人を亡くして頼るものがないと思っているのを、世話し助けてやりながらお仕えさせる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■【惟光(これみつ)】
■【心地(ここち)】
■【も】
■【騒(さわ)ぐ】
■【惑へ】
※【惑(まど)ふ】
■【ど】
■【思ひのどめ】
※【思ひのどむ】
■【て】
■【この】
■【人】
■【の】
■【たづきなし】
■【と】
■【思ひ】
■【たる】
■【を】
■【もてなす】
■【助け】
■【つつ】
■【さぶらは】
※【さぶらふ】
■【す】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇