源氏物語イラスト訳【夕顔320】惟光、心地も | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【夕顔320】惟光、心地も

惟光、心地も騒ぎ惑へど、思ひのどめて、この人のたづきなしと思ひたるを、もてなし助けつつさぶらはす。

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【源氏物語イラスト訳】

 

 

惟光心地騒ぎ惑へ

訳)惟光は気持ち動揺しどうしてよいかわからないでいる

 

 

思ひのどめ

訳)気を落ち着け

 

 

このたづきなし思ひたる

訳)この右近主人を亡くして頼るものがない思っているのを

 

 

もてなし助けつつさぶらは

訳)世話し助けてやりながらお仕えさせる

 

 

【古文】

惟光心地騒ぎ惑へ思ひのどめこのたづきなし思ひたるもてなし助けつつさぶらは

 

【訳】

惟光は気持ち動揺しどうしてよいかわからないでいる気を落ち着けこの右近主人を亡くして頼るものがない思っているのを世話し助けてやりながらお仕えさせる

 

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■【惟光(これみつ)】

■【心地(ここち)】

■【も】

■【騒(さわ)ぐ】

■【惑へ】

※【惑(まど)ふ】

■【ど】

■【思ひのどめ】

※【思ひのどむ】

■【て】

■【この】

■【人】

■【の】

■【たづきなし】

■【と】

■【思ひ】

■【たる】

■【を】

■【もてなす】

■【助け】

■【つつ】

■【さぶらは】

※【さぶらふ】

■【す】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

惟光は、右近と男女の関係だったんでしたよね。

 

惟光の動揺は、右近の悲しみへの同情と捉えていいのでしょうか?

 

チュー

 

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