源氏物語イラスト訳【夕顔269】立ち返り
立ち返り、「いかなる行き触れにかからせたまふぞや。述べやらせたまふことこそ、まことと思うたまへられね」
と言ふに、
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【源氏物語イラスト訳】
立ち返り、
訳)帰ろうとしたがまた戻ってきて、
「いかなる行き触れにかからせたまふぞや。
訳)「どのような穢れを身に受けなさったのか。
述べやらせたまふことこそ、まことと思うたまへられね」と言ふに、
訳)言い及びなさったことは、本当とは思い申し上げられないよ」と言うので、
【古文】
立ち返り、「いかなる行き触れにかからせたまふぞや。述べやらせたまふことこそ、まことと思うたまへられね」
と言ふに、
【訳】
帰ろうとしたがまた戻ってきて、「どのような穢れを身に受けなさったのか。言い及びなさったことは、本当とは思い申し上げられないよ」
と言うので、
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■【立ち返る】
■【いかなる】
■【行き触れ】
■【に】
■【かかる】
■【せたまふ】
※【せ】
※【たまふ】
■【ぞや】
■【述べやる】
※【―やる】
■【せたまふ】
※【せ】
※【たまふ】
■【こそ】
■【まこと】
■【と】
■【思うたまへ】
■【られ】
■【ね】
■【と】
■【言ふ】
■【に】
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