【夕顔137-2】「さもありぬべし」貴乃花? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【夕顔137-2】「さもありぬべし」貴乃花?

 

源氏物語イラスト解釈ですラブラブ

 

【これまでのあらすじ】

天皇(桐壺帝)の御子として産まれ、容姿・才能ともすぐれていた光源氏は、幼くして母(桐壺更衣)を亡くし、臣籍に降下した。帝の後妻である藤壺宮(ふじつぼのみや)が亡き母に似ていると聞き、思い焦がれるようになる。

ただ今、「4.夕顔(ゆうがお)」の巻。中流階級の空蝉(うつせみ)との仮初めの恋を経て、現恋人の六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)にも、正妻の葵上(あおいのうえ)のもとにも心が向かないでいる光源氏は、惟光(これみつ)の実家の隣家にひっそり住まう、夕顔の君に心惹かれ、こっそり通うようになりました。

 

【今回の源氏物語】

女もいみじくなびきて、さもありぬべく思ひたり。「世になく、かたはなることなりとも、ひたぶるに従ふ心は、いとあはれげなる人」と見たまふに、

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 ☆ 今回の入試対策問題から指示語~ ☆

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女もいみじくなびきて、さもありぬべく思ひたり。「世になく、かたはなることなりとも、ひたぶるに従ふ心は、いとあはれげなる人」と見たまふに、

 

問)傍線部の意味として最も適当なものを選べ。

1.男になびくなどあってはならないことだと思っている。

2.男のものになるというのは道理に反している。

3.必ず男の言う通りにしようと固く決意している。

4.男の言うことなんかあり得ない話だと疑っている。

5.きっと男の言う通りなのだろうと思って同意している。

 

クローバー クローバー クローバー

 

 

こんなふうに、よく出てくる表現は、

連語として、辞書にも載ってます!

ヾ(o´C_`o)ノ゙

 

 

 

【さもありぬべし】

【連語:副詞+係助詞+動詞+助動詞+助動詞】

 

…きっとそうであるだろう。そうであるに違いない

 

 ※Weblio古語辞典より

   

 

 

 

 

「さもありなん」って、

今でも用いますよね!

(*・ ェ ・*)ノ

 

 

 

 

…協会に報告せずに、被害届…

っていう人となりが…

 

やっぱりあの人ならでは…って感じがいたします。

 (;゚;∀;゚;)

 

 

 

 

 

【正解】 

 

 

 

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