ヴェネチア venice


ドイツに留学中の大学時代の大切な友人から、ヴェネチアでの展覧会に参加するという連絡を受けた。
南米から離れられなくなりそうになっていた私にとってこれは朗報。
私は彼女に会いに行くことにした。
マドリッドからバルセロナを経由してヴェネチアへ飛んだ。
胸がとてもドキドキした。
彼女と過ごした2日間は
なんだか夢みたいな時間だった
会えなかった時間を埋めるように
私たちはたくさん話をした
迷路みたいなヴェネチアの街で
二人でいっぱい迷子になった
冬の凛とした空気を二人で感じた
この街は美しく輝いていた
私たちはとても幸せだった
彼女には彼女の時間が流れていて
私には私の時間が流れている
そしてこうして時々交わることができる
そのことがただ嬉しかった

恋のその先にあるものが愛ならば
友情の先にあるものもやっぱり愛だと私は思う。

貴婦人の宝石箱のようなこの街で
みっちゃんに会えて本当によかった。



Michiko Nakatani WEB
http://www.milmil.cc/user/miaart/
ゲルニカ

昨日マドリッドに着きました。
到着日そうそうに
サンチャゴとウシュアイアで一緒の宿だったRちゃんと待ち合わせて
一緒にピカソの「ゲルニカ」を観にいきました。
すごくよかった。
こんな月並みな言葉しか出てこないけど、
ほんとによかった。
観れてよかった。
来てよかった。
私は東京育ちのくせに都会がどうも肌に合わないようで
2年間通勤で通った銀座も結局好きになりませんでした。
マドリッドみたいにお洒落な町も
東京の表参道みたいでやっぱり好きにはなれなそうです。
街が整いすぎていて、心が冷たくなってしまいそう。
マドリッドのスターバックスでいつもと同じタゾチャイティーを飲んでいたら
なんだか勤務中の休憩時間を思い出し
「ここ何処だっけ?」って気持ちになりました。
「ゲルニカ」あってのマドリッド滞在。

一時帰国したRちゃんからもらった「お餅」は嬉しくて勿体なくてしばらく食べられそうにありません。
ほんと、ありがとね。
さらば南米

気づいたら日本を出発し、半年以上が過ぎている。
ご存知の方も多いと思いますが、私の旅の計画は乱れまくっております。
ルートも期間もめちゃくちゃです。
「ワンワールド世界一周航空券」では日付の変更が何度も可能なことが大きな原因。
出会った旅人の話を聞くとすぐに羨ましくなってしまう私のこの性格がもっと大きな原因。
1月といえばインドあたりにいる予定でした。
現在、ボリビアのラパスです。
もちろんまだヨーロッパも中東も通過していません。
本当にめちゃくちゃです。
私にとって南米は学生時代からの憧れの地でした。
高校時代からの大切な教師の影響も大きかったように思います。
それでも出発が迫ると、「首絞め強盗」など治安の悪さの情報などばかりが頭の中で膨らみ、期待よりも恐怖が大きくなりすぎて眠れなかった夜もありました。
南米に到着した夜、恐怖心から私は独りでこっそり泣きました。
パッと見所だけ観光したらすぐにヨーロッパに入ろうと決めていたはずなのに。
いつの間にか私は南米の魅力にすっかり虜になり、今日にいたります。
自分の無計画さには呆れてしまうけど、計画変更しなければ見ることのなかった景色があります。たくさんの感動があります。そして何よりも出会うことのなかった人々がいます。
そんな私ですが大学時代の大切な友人がヨーロッパで待っていてくれることがあって、ようやく愛する南米を発つ決心がつきました。
1月4日のフライトでスペインに入る予定です。
実は、明日の朝一番でチリに向かわなければならないのに、元旦でバス会社が休みでした。
切符がまだありません。
明日の朝、切符が買えなかったらどうすればいいのかまだ考えていません。
なんとかなると信じながら
おやすみなさい。