美人の飲み物 | 薬剤師あいの漢方と食薬で綺麗で元気になろう♪

薬剤師あいの漢方と食薬で綺麗で元気になろう♪

綺麗と健康の条件は、共通しています。
綺麗な人は、代謝が高く、酸化や糖化も最小限、腸内は綺麗、鉄など栄養素が充実し、呼吸は深く姿勢も良いです。そこで、体の中から整える「漢方薬」と”漢方×腸活×栄養学”の考え方を使った「食薬」の考え方を発信しています。

美肌の条件は


「潤い」「ツヤ」「華やかさ」「滑らかさ」「弾力」「血色」


があることと言われていますが


これらを網羅できる飲み物があります。

しかも婦人科にも効果的なんです。


体は食べ物からできています。

お肌を整えるためには食べ物から変えていく必要がありますね。


意外と簡単に作れるものなので紹介します。


それは、美しくてしかも長寿で有名な清朝の西太后が毎日のように飲んでいたものです。


これ↓↓

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西太后は腎の働きを高めることはアンチエイジングにつながると考え、そのために相当のお金と労力を費やしたといわれています。

(腎とは、中医学では体内の水分代謝をコントロールしたり、成長、発育、生殖、老化と深く関わっていると考えられています。)

清朝の宮廷に関して記述された『清宮述文』に西太后は、美容、健康、アンチエイジングのために胡桃酪(くるみしるこ)を愛飲していたと書かれています。


西太后がお肌がスベスベだったのは有名ですが、その秘密は毎日のように飲んでいた胡桃酪にあったようです。


では、胡桃酪の作り方です♪


【レシピ】

くるみ   100g

ごま    100g

松の実   100g


【作り方】

くるみ、ごま、松の実をフライパンで煎る

冷めたらすり鉢またはミルで細かくする

蓋つきの容器にいれ冷蔵庫で保存する


【飲み方】

大さじ1から2をカップにいれ、お好みで蜂蜜を加えお湯で割って毎朝空腹時に飲んでください。


それぞれの効能を簡単に説明しますね。

●くるみ
生殖機能を高める(補腎益精)
肺の働きを高める、慢性の咳、呼吸が浅くなるものを改善(温肺定喘)
腸内を潤し便秘改善(滑腸)
結石を排出する(排石)


有効成分
リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸、タンパク質、レシチン、糖質、β-カロテン、ミネラル、ビタミンB2、ビタミンE


●松の実
乾燥から肌をまもる、空咳の改善(養陰潤肺)
腸内を潤し便秘改善(滑腸)
関節や筋肉の痛みしびれを発散させる(去風)


有効成分
リノール酸、ビタミンB1、B2、B6、E、ミネラル、食物繊維


●黒ゴマ
めまい、耳鳴り、白髪、目のかすみ、脱毛、だるさの改善(補益肝腎)
産前産後、虚弱体質の改善、乾燥肌の改善(養血益精)
腸内を潤し便秘の改善(滑腸)


有効成分
リノール酸、オレイン酸、ゴマリグナン、タンパク質、カルシウム


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美肌だけではなく、良質な脂質が多く含まれるので、体脂肪の燃焼を手助けをしさらに脳の神経細胞を活性化させるので、記憶力・判断力アップ・呆け防止など脳の活性効果も助けてくれますよ。


私も、美肌、老化防止のために毎朝飲んでます♪
私は蜂蜜ではなくて、血糖値が上がりづらいアガベシロップを使っています。

お腹が空いた時は、お湯で溶かずにちょこちょこ摘まみ食いしてます。



また西太后は肌作用のある白きくらげもデザートとしてよく食べていたそうです。
白きくらげにはカルシウム、コラーゲン、食物繊維、多糖類、ビタミンB1、B2も含まれノンカロリーなのでお勧めです。



中医学では美容と健康の根本は同じところにあると考えられています。
いつまでも綺麗でいるよう努力している人はいつまでも元気でいられるんですね。