家『住宅』が建つまでの工程 2
前回、住宅が建てられる敷地に関して説明しました。
今日は建蔽率に関して説明をしましょう。
あくまで誰にでも簡単に分かるように説明をしていますので、これ以外に別の角度から見れば違う考え方も有りますので念のため。
先ず建蔽率(けんぺいりつ)とは敷地の広さに対して、どれだけの広さの建物を建てられるかという割合の事です。
例えば50坪の敷地に対して建蔽率が60(%)なら30坪以内の建坪(1階面積)の建物が建てられると言う事です。
この建坪面積の出し方ですが、壁の芯から芯で囲んだ面積です。
庇が有れば1m以内であれば面積に入りませんが、1.2mの庇であれば20cmx長さは面積に入りますからご注意。![]()
庇を柱で受けている(雪国などで多い)と、その庇も建坪面積に入ります。
ちなみに、昨日の第1種低層住宅地域では建蔽率40~50%、住居地域では多くは60%くらい。(これらの数字は各都道府県で決められる。)
容積率に関しては次回に。。。
家『住宅』が建つまでの工程
住宅を取得する方法には、マンションや建て売りなどの現物を買う方法と自分好みに新建する方法が有ります。
今回は自分好みの住宅を建てる方法を一から教えます。
(当然ですが敷地が有ると言う前提で話を進めます。)
先ず、所有する敷地に建物を建てても良いかどうかを調べておきましょう。
建築基準法では、建物を建ててもよい場所と建てられない地域が有ります。
それを定めているのが『都市計画法』です。
大きく分けて、建物を建てられる市街化地域と、建てられない*市街化調整地域(主に田圃とか畑ばかりの田園地域)に分けられます。 (かなり大雑把な分け方です。)
市街化地域でも『用途地域』によって建てられる建物が限られてきます。
例えば「第1種低層住居地域」では高さ10m(2階建)までで、「住居地域」なら2階建以上も建てられます。
住宅は『用途地域』の内のどの区分けでも建てられますが、*工業専用地域には建てられません。
そして敷地の1部が*2m以上公道に接していないと建てる事はできません。
当然ですが、がけ地とかの危険な場所も規制されています。![]()
とりあえず建物が建てられない土地とは上記説明の通りです。
次回は建蔽率と容積率の説明をしましょう。
2014年始動しました
新年あけましておめでとうございます。
暦の関係で9日間の長い連休も終わり、今日から本格始動しました。
本年も宜しくお願いいたします。![]()
最近のハウスメーカーのTVコマーシャルを見ると、横長で開口の大きい窓でなければ良い家じゃないと言わんばかり。
しかし私に言わせれば、見かけ(内観)は良いが、住みやすい家とは言えない。
何故なら、大きな窓は
1)構造的に筋違を取り付けにくい。
(無理やりにでも筋違を付けられるが、コストが掛かる。)
2)冷・暖房ロスが多い。![]()
(冬の熱ロス48%、夏場の熱侵入71%)
3)壁面が少ないと家具置きスペースが少なくなり、絵画なども飾れない。
(今住んでいる家を見ればよく分かる)
明り取りのためなら人の目を気にしなくていい屋根からの天窓が一番。![]()
上昇気流が起きて夏の風通しも抜群ですぞ。![]()
今日は仕事納め
明日は土曜日なので今日が今年の仕事納めとなった。
今までの年に比べ、今年は年末の仕事が無かったので比較的ゆったりと年末を迎えた。![]()
事務所内の片付けが済んだら、夕方から大阪で‘ちゃん付’で呼び合う腕白仲間の忘年会。![]()
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今年も多くの方につたないブログを読んでいただきありがとうございました。
来年も建築に関して色々な情報を提供いたします。
では皆さま、良いお年をお迎えください。![]()
高床住宅が全てに勝る
今まで私が建ててきた住宅は地盤から1階床までの高さが平均80cmぐらい(基礎高60cm+土台・根太・床20cm)でした。
何故なら薬品駆除でシロアリ被害を防ぐのではなく、床下の自然換気を充分にしてシロアリの発生を防ぐためでした。
しかし、少しの費用を追加できるなら、あと20cm高くして1mにしたら、もっともっとメリット(防蟻以外で)が有るのだが。。。
メリット:
1)床下に自転車でも置けて、物置として使える。
2)30cm以上積雪のある地域で、雪被害(積雪により外壁が常に濡れる状態)を軽減できる。
3)洪水被害にも威力を発揮する。
デメリット:
1)基礎工事費が少し上がる。
2)玄関までの高さが階段で1~2段ほど増える。
自然災害(積雪や洪水)に強い高い基礎を造り、その上に地震に強いログハウスを建てたら「鬼に金棒」だ。![]()