当初「効率的な栄養の摂り方」と題して、炭水化物、タンパク質、脂質や食物繊維の消化吸収メカニズムの詳細(膜消化、酵素代謝などを通して、栄養分子がどのようにして体内に取り込まれ、活用されるかなど)の話を予定していましたが、一般講座では理論より即実践的なものを優先と考え、その応用編&9月度「糖尿病」の続編として、「糖尿病体質改善ため食事の摂り方」に変更いたしました。

 

 実際に、糖尿の方が今回の講座内容を実践してみると、“糖尿病ってこんなに簡単に改善されるのもなんだねぇ~!!と、例外なく驚かれます。

 

 そのためにまず大切なことは、9月の講座で話したように

①日本人と欧米人ではインスリンの分泌能力が全く違うということ、

②インスリン分泌には、糖質に対応する第1相タンパク質に対応する第2相がある

ということを知る必要があります。

 

 残念ながら、日本の糖尿病医療指針はアメリカの指針をコピーしたようなもので、歴史的に欧米人に比較しインスリン分泌能力が著しく低い日本人に即したものではないということが出来ます。

 

 2型糖尿病であれば、正しく対応すれば、3ヶ月~半年もあればHbA1cは正常範囲に戻っていきます。

 逆に、“食後の血糖値が上がらないから!”と一部の人達に評判の糖質制限食では、食後の血糖値は下がりますがインスリン分泌能はますます低下していくことになり、1型糖尿病に限りなく近づいていくことになります。

 

 食後の血糖値上昇を抑制することも重要ですが、もっと重要なHbA1cコントロール方法があるのです。

 予防医療の先生方への講座が中心で、一般講座では話してこなかったHbA1cの改善法の奥儀を、具体的な改善方法を含めてお伝えいたします

 

 また、運動不足および飽食のこの時代に適した「効率的な栄養の摂り」には、血糖のコントロール方法を上手く行うこと以外に、筋肉量を落とさないことが重要となります。

 筋肉量はどういう栄養状態の時に落ちるのか、どうすれば防げるのかについての話をします。

 

 一般講座では最初で最後の講座となりますので、興味のある方は是非受講ください。

 

お申し込みは下記からも出来ます。

 

 

上記より、未病アカデミーに入り、最下項「当該講座案内」より申し込みできます。

 

 ③サイトカイストームを予防する

 *太陽光を上手く活用する(紫外線BとビタミンDの作用)

 がんは、日照不足の地域において発症率が高いことはビタミンD(詳細は後述)との関連でよく知られている。皮膚に紫外線が当たることで、ビタミンD・ヒスタミン・キニン・プロスタグランジン・プラスミンなど数百種類の生理活性物質が合成されることが知られており、身体のさまざまな器官の働きは適正にコントロールされるようになる

 

 日照不足により、感染症が起こりやすくなるのは免疫力低下によるところが多く、マクロファージ、NK細胞、 リンパ球のT細胞やB細胞の活性が低下する。紫外線が皮膚に当たるだけで、自然免疫の好中球は3倍の食菌力になる。必要以上に紫外線を避けることが、免疫力を低下させているということを認識しておく必要がある

 ステイホームを長く続けると新型コロナにも感染・重症化しやすい体質へと変化していく可能性があります。自然の中で大いに日光を浴びることが新型コロナウイルス対策となるようにも思えます。特に子供達には!

 

 *ビタミンDを充足する

 がんに対するビタミンDの重要性はよく知られているが、新型コロナウイルスのサイトカインストームにも大きく関わっていることが、ごく最近の研究で明らかとなりました。

 重症化するかしないかの差は血中のビタミンD濃度とのこと。

 以前より、ビタミンD不足がARDSの一因となることは知られていたが、新型コロナウイルスの場合にも同様にビタミンD濃度の低下が関連していることが明確となりました。

 

 ビタミンDは皮膚表面に太陽光(紫外線)に当たることでコレステロールから合成される。食品からは魚介類から摂取することも可能である。キクラゲや天日乾燥されたシイタケにも幾分含まれる。一方、肝臓、腎臓に疾患があると活性化ビタミンDの合成は阻害されるため、新型コロナの致死率は高くなると考えられます。

 

 ④良質な睡眠をとる

 午後10時から深夜2時の間は、「良質睡眠のゴールデンタイムといわれ、起きている間に壊れた細胞の修復や疲労の回復を促す成長ホルモンが分泌される。

 成長ホルモンの分泌は入眠後3時間以内の最も深いノンレム睡眠時に起きるため、その間にどれほどぐっすり眠れるかがポイントとなる。また、入眠や深い睡眠を誘導する睡眠ホルモンである「メラトニン」は、深夜3~5時以降にその分泌量が減少するため、午後10時~深夜2時を外さないことが重要となる(遅くとも、0時までには寝ること)。

 

 ⑤ミトコンドリア活性を高める

 ミトコンドリアが糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素を酸化燃焼させ、私達のエネルギーを作り出していることは多くの方が知るところだと思います。 

 しかし、その代謝がどのような物質により促進され、又は抑制されるかについてはあまり知られていません。

 *活性化に必要な物質:ミネラル(亜鉛、マグネシウム、鉄、マンガンなど)、カルニチン,ビタミン類(B1,B2,B3,B5

 

 *代謝を抑制する物質:重金属類等(水銀、ヒ素、アンチモン、アルミニウムなど)

 

 ⑥呼吸法(ゆっくりした呼吸をする)

 *副交感神経を高める呼吸法(10秒/呼吸、1分間に6回呼吸)

 細胞に酸素を届けるには呼吸が大切なことは分かるが、呼吸回数を上げると、より多くの酸素が細胞まで届く訳ではなく、逆に呼吸数が増えると細胞への酸素供給量は低下します(ボーア効果を参考に)。

 

 また、コロナウイルスをはじめウイルスやがん細胞に対抗するためには、副交感神経が優位である事が重要です

 その、最も副交感神経が活性化されるのが、「10秒呼吸、1分間に6回呼吸」なのです

2~3秒で吸って7~8秒で吐く、随分とゆっくりとした呼吸法です。

 交感神経が高ぶっている時は脈拍も呼吸も速くなっています。ミトコンドリアに酸素が十分に届かず、免疫が低下し、コロナウイルスにも感染しやす状態です。

1回3分程度、日に数回、気が向いたとき行いましょう。イライラした時や、交感神経が高ぶっているときには、即、実践してみましょう!

 

「日頃から、ゆっくり呼吸に心がけましょう!」

 

 ⑦安易に鎮痛薬・風邪薬などを飲まない

 微熱があるときに、市販の風邪薬(解熱剤)を安易に飲んではいけません免疫力を低下させ、新型コロナに感染しやすくなるだけです。

 

 解熱剤、風邪薬に風邪や新型コロナウイルスを退治する効果は全くありません。むしろ、ウイルス類に対抗するために折角上がった体温を下げ、感染しやすく、かつ悪化を促進することになります。ただし、主治医からの指示であればキッチリ守りましょう!

 

 自分勝手に、日頃からアスピリン(鎮痛・解熱剤、感冒薬に含まれる)類を飲んでいると、ミトコンドリアは弱まり、風邪やコロナウイルスに、より感染しやすい体質へと変化していきます

 

 その他、バルプロ酸(デパケンなど)、スタチン(抗コレステロール薬)、アセトアミノフェノン(一般用感冒薬に広く含有)、メトホルミン(糖尿病薬)、ステロイド、白金化学療法剤(抗がん薬)、さらに食品等に含まれる有害金属(水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、アルミニウム)、残留農薬(有機塩素系農薬/ダイオキシン類、有機リン系農薬など)、その他環境汚染物質などによってもミトコンドリアは殺傷されることが知られています

 放射線(X線)はヒトDNAの10倍のミトコンドリア殺傷するといわれています。疾患治療中の服薬は医師の指示を遵守する必要がありますが、風邪薬など安易な市販薬の服薬は極力控えるようにいたしましょう。

 

 ⑧運動と免疫

 適度な有酸素運動はミトコンドリアを活性化するには有用ですが、激しい・急激な運動は免疫にはマイナスに働くことが多いので気をつけましょう。激しい運動時(交感神経優位時)には好中球を中心に顆粒球が増加し、運動を止めた後も顆粒球はさらに増加する。

 

 一方、ウイルス類に対抗するリンパ球は運動時にはやや増加しますが、運動後は顕著に低下します

 リンパ球の中でも、NK細胞はその傾向が著しく強く(6倍上昇、その後半減、数時間~1日でほぼ回復)。この傾向は運動が激しければ激しいほど酷く、軽度の運動ではその影響は少なくなります。

 トライアスロンやマラソンランナーは競技終了後2週間に50~70%が風邪を引くといわれているが、過酷な運動が免疫力を低下させることによる結果です。

 

 スポーツの強化合宿時にコロナウイルスのクラスターが発生しやすいのにも、運動後の免疫低下時に“濃厚接触”になる機会が多いことに原因があるように思えます。

 また、組み合うことのない屋外での運動は新型コロナうイルス感染リスクは低いが、その後の密閉空間に近いロッカーや会食時、合宿同部屋での就寝時などは感染リスクは非常に高まることになると考えられます。

 

 なお、新型コロナウイルス感染は恐れれば恐れるほどストレスも高まり猛威を振るうことになり、正体を知り上手く付き合うことによって、比較的容易に対応できるということです

 

 新型コロナの話は、これで終わりになると思いますが、風邪も、インフルエンザも、新型コロナも対策の基本は全て同じです。是非自分の健康は自分で守る習慣を身につけましょう!

 

2、基礎的な対応対応

 ①免疫力を上げる(低下させない)

 免疫力を低下させる要因としては、高齢胸腺萎縮)、精神的ストレス化学的ストレスを含む有害物質など)、物理的ストレス(姿勢の悪さ、筋肉疲労など)、花粉症炎症体質の一症状)、低体温代謝異常)、内臓脂肪(炎症体質などがあるが、多くは食習慣や生活習慣を見直すことにことによって改善可能です。

 

 *肥満の人は何故感染や重症化しやすいか?

 通常、BMIが30を越えるほどに内臓脂肪が溜まってくると、内臓脂肪より下記のような悪性サイトカインが分泌されるようになり、免疫系の破綻(サイトカインストーム)を引き起こし易くなリます。

 

               アディポカイン

脂肪細胞肥大      TNFα(腫瘍壊死因子),遊離脂肪酸 

>BMI30        IL-1,IL-6小胞体ストレスなど 

(40以上は顕著)    MCP-1血管炎症動脈硬化

                           アレルギー反応)  

             

脂肪細胞 <BMI25    アデイポネクチン(上記と逆作用)

 

 また、エクモ(ECMO)から生還できるか、否かは、結局、免疫力(主にミトコンドリアの活性に依存している訳であり、高血圧や糖尿病、ガン患者など既往症のある人の死亡率が高いのは、病気そのものの要因以外にも、これらの治療に用いられる薬剤や放射線などによりミトコンドリア活性が低下状態にあることも考慮する必要があります。

 いずれにしても何が良いかということを考える前に、何が悪いかを知ることの方が重要な場合が多いように思います。

 

 また、今時点の自分が新型コロナウイルスに感染しやすい状態にあるか、そうでないのかを簡便的に知る方法として、血液検査の血液分画の白血球の項をみて、好中球が高くリンパ球が低い場合はストレス状態にありウイルスに感染しやすく、逆であればウイルスに感染しにくい状態である事が推測されます。交感神経が高まりすぎるとウイルスに感染しやすく、副交感神経優位ではウイルス感染リスクは低下します。

 

*女性は何故副作用が強く表れるか?

 厚生労働省データ(2021年5月16日まで)によると、激しいアナフィラキシー反応を起こした146人のうち135人が女性であったとのことである。

 

 女性は、女性ホルモンの働きによって、もともと男性より免疫力が強く、新型コロナウイルスにも感染しにくく、重症化もしにくく、様々な感染症にたいしての強い抵抗力があるります。

 

 エストロゲンT細胞の反応を高めたり、病原体に対する抗体や、病原体を攻撃するサイトカインの産生を増やす働きがあることが知られている。

 また、遺伝子的には男女差を決めるX染色体は、ウイルスなど異物を攻撃す「自然免疫」に関わる部分があり、XY染色体(男性)でなくXX染色体(女性)のほうが免疫反応が強いとの考えもある。

 

 反面、体内に侵入した異物に対しての反応も強く副作用も発現しやすくなる、副反応といわれるもののほとんどはワクチンの主成分(mRNAなど)によるものではなく、添加物(アジュバントやキャリアーの成分)によるものです。

 

 特に、PEG(ポリエチレングリコール)でのアナフィラキシー障害を起こしやすいことが知られている。

 類似のPEG(ポリエチレングリコール/ポリソルベート)は化粧品食品の界面活性剤として使われることもあるため、過去、化粧品や食品でアレルギー症状を起こしたことのある人はワクチン接種前に主治医の指示を仰ぐと良い。

 

 そのため、副反応の有無・強弱直接的にワクチンの効果に影響を与えるとは言えません。

 

 ②マグネシウムを充足する

 マグネシウムには免疫力を高める作用があります(正確には、充足により本来の免疫力に戻る)。

 少し歴史をさかのぼると、マグネシウムが本格的に医療用として用いられ始めたのは1900年初頭、塩化マグネシウムの経口摂取・静脈注射により免疫活性化の作用があり、がんの予防に非常に効果がること(白血球を増やすのではなく強くする作用)が見い出されました。その後、慢性乳腺炎、脳・循環器・消化器疾患、パーキンソン病、アレルギー疾患などに効果があることが明らかにされました。

 

 1940年に入り、塩化マグネシウムの投与がジフテリアの治癒に有効であり、塩化マグネシウムの免疫活性化作用によりウイルス性疾患にも有用であることが明らかになりました。

 しかし、このような画期的な発見ではあったが、当時の医療環境から「新たな成長事業であるワクチン接種への脅威」とみなされ、現代西洋医療界から排除・末梢されることとなり、今日に至っています。

 この物語を信じる人は是非お試しください。きっといいことがあります!

 

 

WITH新型コロナ対策ー3では、以下を説明します。

 ③サイトカイストームを予防する 

 ④良質な睡眠をとる 。

 ⑤ミトコンドリア活性を高める 

 ⑥呼吸法(ゆっくりした呼吸をする)
 ⑦安易に鎮痛薬・風邪薬などを飲まない ロナウイルスに、より

 ⑧運動と免疫