一昨日のブログに記したように、同じデータを用いても、策意をこめるとこのような見出しをすることが出来ます

 

データのどこを切り抜くかで、如何様にも読者のイメージを変えることが出来るのです。

ファイザー製ワクチンの有効率は91%!」とすることもできるし、「ファイザー製のワクチンを接種しても死亡率は変わらない、むしろ14%死亡率は高くなる!」とも、今回の“見出し”のようにも書ける。いずれも同じデータからの切り取り方だけの違いである。

 

しかし、我々が知りたいのはこのようなことだけではなく、ワクチンを打つ打たないによって新たな疾患発生者数発症疾患の内訳であり、55歳以上有効率、死亡者数、死亡患者内訳である。

 

 しかし、このようなデータが公表されることはありえません。また、専門家のコメントにしても知ってか知らずか、「100%大丈夫とは言えないが、殆どその可能性はないと思います」や、「今までの公表データではそのようなことは見出されていません」などと、その場を繕うだけのことである。

 

 時々、臨床医が自ら得たデータを公表すると、なぜか次からTVに声がかからなくなっているのも不可思議な気がしています。

 

 ファイザー社の公表でなくとも、厚労省には膨大なデータが集まっているはず、その気になれば直ぐにでも、国民に役立つ情報が得られるように思うのは私だけではないと思います。

 

因みに、治験中のワクチンを使用するのであるから、副反応等のクレームは、使用する国側で責任をすべて持つというファイザー社との契約が2023年5月までなされているとのこと。

 

あなたが国の責任者の立場だったら、どのようなデータを日本国民に知らせどう対応しますか?

 

次回は、副作用や副反応などワクチンそのものの安全性・有害性を科学的にみてみます

 

 少し古いデータになるかもしれませんが、先々月末に公表されたデータです。

 

 *米ファイザー社が、新型コロナワクチン2回摂取後6ヶ月の「有効率」、「死亡者数」「死亡疾患内訳に関する追跡調査結果を、7月28日に公表した

 

 対象者年齢:16~55歳の約4万人、

      ワクチン接種群(約2万人)、ブラシボ群(約2万人)

 

 感染者数&死亡者数:   感染者数    死亡者数 COVID19                                死者数 

  ワクチン接種群(約2万人)  77人    15人    1人  

  ブラシボ群(約2万人)    850人     14人    2人  

                有効率;91%    -      -

 

 結果:

 *ワクチン接種群心筋梗塞(4人VS1人/接種なし)。動脈硬化症(2人)が目立つが、摂取群とブラシボ群の大きな偏りはなかった。

 ワクチン接種による感染予防効果は明らかだが、死亡率はほぼ変わらない。心筋梗塞の死者が多いのは、元来、mRNAワクチンは、心筋系の悪影響は危惧されているところである(データの蓄積が必要)。

 

 見方を変えると、ワクチン接種の有無に関わらず死亡者数は変わらないが、ワクチンを接種した人が新型コロナ感染する率は少なくなるも、死亡者数は変わらないということである。

 

 逆に、ワクチン接種群の感染者は77人で15人が死亡、ブラセボ群の感染者が850人で14人が死亡。

 ワクチン接種者群死亡率は19。5%、ブラセボ群が1.6%となり、ワクチンを接種した人がコロナにかかると死亡率が上がるということにもなる。

 

 要は、単に死亡率は変わらないが、新型コロナワクチンを打つと新型コロナで死亡する率が高まるということなのであろう

 

 あえて、デメリットになるデータを公表する製薬メーカーは皆無と思うが、何らかの意図があるのかもしれない。

 

 私としては56歳以上のデータも公表してくれるとありがたいが、まじ、デメリットになることは不可と思いますが。

 昨日、話したACE2(下記注を参照)というのはレニンアンジオテンシン系(RAS)の抑制的調節因子として、ACE1と競合して肺、鼻粘膜、口腔粘膜、心臓、血管、腸、脂肪細胞などに存在し、血管拡張抗炎症作用によりこれらの臓器を保護する役割を果たしています。

 

 このACE2新型コロナの受容体でもあるので、肥満者ACE2を多く持つことになります。

 

 一旦感染すると新型コロナウイルスによりACE2受容体が占拠され、逆にACE(下記注を参照)が上昇し「アンジオテンシンⅡ」が多く産生され血管収縮、酸化ストレス、炎症、血栓などを引き起こし多臓器不全の状態になっていきます。

 

 RASが活性化して病態をさらに重症化していくことも新型コロナ感染・重症化の要因の一つと考えられています。

 

  実際に、ACE2から侵入する新型コロナウイルスを、その阻害薬であるレムデシビルアビガンが有効に作用することがあるのもこれらの考えの裏づけでいるように思います。

 

 いずれにしても、私が、常々お話いている慢性的な「酸化ストレス・炎症体質」状態ではあれば感染もしやすく、サイトカインストームも起きやすく重篤になりやすいということです。

 

 肥満であったり、花粉症であるのは「酸化ストレス・炎症体質」のあらわれです。新型コロナウイルス禍のこの時期を乗り越えるためにも 「酸化ストレス・炎症体質」の改善に努めましょう!

 

注)

ACE1:アンジオテンシンⅡを生成し、高血圧や臓器障害をもたらす

ACE2:アンジオテンシンⅡを分解(不活性化)し、降圧作用、臓器保護作用をもたらす。