松尾芭蕉と寝屋川市(歴史探訪その3)
※古来より、交通の要衝として栄えた寝屋川市は、世界史の中で大きな役割を果たしてきました。
その一部を、紹介したいと思います。
漂泊の詩人・松尾芭蕉もまた、寝屋川市の魅力に取り憑かれた有名人の一人です。
旅の途中、寝屋川市内に散見するタコ焼き屋に足繁く通い、
その魅力を俳句にしました。
タコ焼きを集めて早し最上川
タコ焼きのタレに染み入る蝉の声
タコ焼けば喉が鳴るなり法隆寺 (盗作?)
あらたうと青のり生姜のモダン焼き
無残やな兜の下のお好み焼き
旅に病んで夢で焼きそば掻きまわす
これらの俳句は、季語が無かったり、
字余りだったりと、当時は批判されましたが、
今日では、前衛俳句の先駆けとして高く評価されています。
タコ焼きが出来上がるのを我慢強く待つ芭蕉翁
寝屋川市が如何に文化人に愛されてきたか?
その一端が伺えるエピソードですね^^
ただ、弟子の曾良は、いつも粉もんに付き合わされて辟易する気持ちを、
日記につづっております。
次回予告
「イエス.・キリストと寝屋川市(歴史探訪その4)」
お楽しみに!