身内の嫉妬
私のアイドル、プロ野球のスーパースター大谷さんの周辺が、大変騒がしくなっております。
詳しい経緯は、良く存じませんが、
身近に1000億円も稼ぐ大スターがいると、
矢張り嫉妬しちゃったんでしょうかね~?
まだ、真相は判りませんが。。。
大谷翔平さんを、私は事野球に関しては「賢い人」だと思いますが、
いい人すぎるのも心配だった。
生き馬の目を抜くアメリカ社会で、潰されないで済むのか?
でも、敵は身近な日本人の身内だったんですね。
身近な人の嫉妬と言えば、気の毒だなあ~と思ったのは、
エライ古い話ですが、江利チエミ。
名古屋で家庭をもって暮らしていたY子は、さまざまな事情から母(チエミの実母・谷崎歳子)と幼くして生き別れになっていたが、ある日「スター歌手、江利チエミ」が自分の妹(異父妹)である事実を知った。Y子は「離婚して経済的に困窮している」と騙って家政婦・付き人としてチエミに近づき家に入り込み、身の回りの世話を手伝いながら徐々に信頼を得ていき、最終的にはチエミの実印を預かり経理を任されるまでになった。嫉妬心に駆られていたY子は、ここからチエミを陥れるべく犯罪的な行動をとり始めた。
Y子は高倉健とチエミのそれぞれについてでっちあげの誹謗中傷を吹聴、ふたりを別居に追い込み離婚への足がかりを作った。また実印を使ってチエミ名義の銀行預金を使い込み、高利貸しから多額の借金をし、不動産までも抵当に入れた。事件発覚後も容疑を否定し、女性週刊誌や婦人誌などで反論するとともに、チエミへの誹謗中傷や家庭内の暴露を展開。Y子はその後、失踪、自殺未遂騒動まで引き起こす。不遇な境遇の自分と「大スターの妹」との差に嫉妬した計画的な犯行だった。
チエミは「責任は自分でとる」と決意し、断腸の思いで異父姉を告訴した。そして、2億円とも4億円とも言われた動産の被害、不動産担保を地方営業などをこなしながら1人で完済した。
なんだか、悲しい話です。
矢沢永吉も、スタッフに騙されて莫大な借金背負わされましたよね。
映画「ボディーガード」(1992年)も、
歌手として大成功した妹への姉の嫉妬が話の発端。
嫉妬する人は、往々に笑顔で近寄ってくるから怖いですね。