24/5/21(火)船検だどー | 三度のメシよりボート釣り

三度のメシよりボート釣り

3代目「さぶろく丸(ヤマハU-19BF)」で東京湾を疾風怒濤縦横無尽に駆け回り釣り三昧。
ヒンカーズジャパンメンバー募集中で~す。

どうも。船検です。

前回は21年9月の中間検査、今回は6年に1度の定期検査なのです!

定期検査だからといって、特別に検査項目が多いわけでもありません。


(日本小型船舶検査機構HPより)

書類は少し前に自宅に送られて来ており、必要事項を記入して返送済み。費用


(24,300円)も払い込んでおります。

検査はいつでも好きな日にできる訳ではなく、日本小型船舶検査機構の担当さんが各港を巡回して検査を行いますので、予め決められた日にちから選ぶようになってます。

さぶろく丸の母港は千葉の内房。そのエリアは隔週の火曜日と決まっており、5月21日に予約しておきました。

前日に電話連絡があり、「明日は9:30に行きます」と検査時間が告げられます。


今回は単なる検査ではなく、補機の取付をします!

さぶろく丸の主機はヤマハ2スト50馬力で、結構というかかなり年季が入っています。今のところ文句も言わず元気に動いてくれていますが、いつ故障してもおかしくないぞと警戒してます。

ほんとうはエンジンの載せ換えができれば何の問題もないのですが、決して安い買い物ではありません。このクラスの新品は100万くらいします。

そんな訳で、いざと言う時のために補機はあった方がよいのです。

2年くらい前にたまたまヤフオクで安く落札できた船外機があって、本当はすぐに積みたかったのですが、臨検が必要だし、手間とお金が掛かるので、今回の船検までお預けしていたのです。



船検のタイミングだと、何もなくても新しい船検証が発行されるので、余計な費用も発生しない絶好のチャンスなのです。


21(火)

0:45

補機を積む必要があるので、今回は船用の大型クーラーは置いておきます。

自宅出発。

ガソリン 168円

アクアライン 風3m


3:00

現地着。

ここ最近仕事が立て込んでいて、とにかく睡眠を欲してます。仮眠ならぬ本眠。


8:30

ノソノソ起き出して準備です。

・検査証

・発煙筒

・ライフジャケット(定員分)

・防火バケツ
・救命浮環
・黒球
・笛
その他、ボート側面のドレンと言うんですか?排水溝のキャップも必要です。使ったことないけど。
補機も取り付けしました。

そして検査が終わったらそのまま釣りをしようと思ってるので、道具も積み込みます。

9:15
「おはようございます~」
いかにも検査官然とした男性が。
「おはようございます。よろしくお願いします!」元気な挨拶はコミュニケーションの基本です。

準備した法定備品をチェックしてもらいつつ、ふと気づきました。
「あれ?今日検査が終わったら、検査証は回収されるから釣りに行けないんでしたっけ?」
やべー。釣りの準備が無駄になる。
「あ、いや、そういうことであれば検査証にその旨記載して今日はお返ししますので、乗ってもらって大丈夫です。その代わり新しい検査証ガ届いたら、返信用の封筒でそれを返送してください」

よかった!助かった。

「あ、そうだ。補機を載せるとすると、今の検査証にはその記載がないのでまずいですね」

う……確かに。

「じ、じゃあ検査が終了したら、いったん補機は外します。それなら大丈夫ですよね」
「……そうですね。それなら問題ないです」

てなワケで、面倒な話になりましたが、どうにか釣りには行けそうです。

・アンカー
・燃料タンク
・バッテリー
確認が進みます。
「バッテリーはですね、この鰐口クリップの使用は控えて頂きたいのです」
さぶろく丸はバッテリーを3個積んでおり、1個はスペアですが、2個をスイッチで切り替えて使うようになってます。
指摘のように、片方のバッテリーの端子に鰐口クリップが繋がってます。
「そんなルールありましたっけ?新しいルールですか?」
「実は結構前からそういうことになっているのですが、最近まで大目に見るようにしてました」
「はあ……そうなんですか。あ!いやこの鰐口はソーラーパネルの接続用なので、外して問題ないものでした!」
「そうなんですね。ならばOKですが、ソーラーパネルをつなぐ時は、固定式にしてくださいね」

まったく、ヒヤヒヤさせるぜ……

「じゃあ、実際に浮かべてもらえますか」

補機を取りつけたことで、浮力が確保できるかチェックするみたいです。
舷側から海面までの高さを数ヶ所計測されました。

最後に、
・両色灯
・白灯
ちゃんと点灯するか。

「はい。これで検査は終了です」

正味1時間足らずで終了です。

「今回補機を追加した事で、重量が増してますので、正確に計算してみないと分かりませんが、ひょっとしたら定員が減るかもしれません」

えっ!

「このフネは110kgまでの船外機を積めることになってますが、それを超えてしまうと定員を減らさないといけないんです」

うむむむむ……苦渋の決断……
しかし背に腹は替えられん。甘んじて受け入れよう。
まあ実際のところ定員の5人乗ることはまずないし、釣りをするなら4人が限界なので致し方なし……
でもなぁ。“5人乗り“ってのが気に入ってたんだけどなぁ……グスン

という訳で、深いカナシミを抱えたまま検査終了。
定員問題はわかり次第連絡を貰うことになりました。

この後、釣りに向かうのですが、それはまた次別の記事で。
検査中、写真を撮る暇もなく、文字ばかりのブログで恐縮です!