「藤沢の我が家」を完全撤収して、「札幌の我が家」へ一本化。
新宿から藤沢へ引越したのは、2020年9月。
父が亡くなった直後の2022年10月に、「札幌の我が家」を買って、2拠点生活を開始。
母が実家で一人暮らしをしている間は、「藤沢にいるほうがやや長い」という頻度で、行ったり来たりするつもりでした。
想定では最低5年くらいのつもり、でしたが。
1年後には撤収を決めて、母を住宅型有料老人ホームに入居させました。
それからのんびりと実家じまいをして。
やっと?お引越しです。
ときおりリモートでおしゃべりしている北陸某県在住の「地元友だち」が、軽トラで手伝ってくれることに。
軽トラは2人しか乗れないので、友人とワタシ。
おばさん二人の怪しい?引越し旅。
連れ合いは、「藤沢の我が家」の最終撤収手続きをしてから、飛行機で札幌へ。
「現地集合」です。
実家じまいは、ワタシがひとりで行いましたが。
今度は連れ合いが、その立場になりました。
もっとも、ワタシがいる間に「名前」は消しました。
荷物を積み込みました!
冷蔵庫、洗濯機などの「大物」がないので、ほんとうに「小さなお引越し」です。
最後に、室内を一枚。
外観は冴えない印象でしたが、この窓からの眺めが気に入って、すぐに決めた部屋でした。
左に見える和室が、ワタシの部屋だった。
壁が薄くてお隣さんや上下の音が聞こえてくるのは難点だったが、家賃はここいらとしては割安。
思いのほか使い勝手がよくて、よい賃貸住宅だったと思っています。
さて、車で北海道といえばフェリー。
首都圏からフェリーで北海道といえば、茨城県の大洗から行くのが王道です。
しかし、2週間ほど前に予約しようとしたとき、「車」が満席(?)でキャンセル待ち。
とれないと困るので、確実なところを…。
というわけで、仙台港を目指す!
都心を抜けていくのはちょっとヤダね、なんてナビに従ったら、茅ヶ崎から圏央道で行くのがいいよ!と。
なるほどね、そのルートは我々にとっても新鮮。
素人の積荷なので、崩れるんじゃないかと警戒。
速度は控えめに、休憩はちょい多めにして、確認しながら進行。
佐野のサービスエリアでお昼ごはん。ラーメンをいただきました。
縮れた平麺が、なかなかうまい。
順調に進んで、午後6時ちょっと前に、仙台港フェリー埠頭に到着。
同乗者は、徒歩客と一緒に乗船。
昨年夏に、逆方向で利用しました。
このときの札幌滞在中に、母の体調が悪くなり、妹のところへSOS。
結局、妹がワタシに「どうしたらいいかしら」とSOSしてきたので、実質的にワタシも落ち着かず。
当時はまだ要支援1。
認知症ではないし、客観的には「まだまだ大丈夫」という状況だったけれど、もう一人暮らしはムリかなあ。
実家の経済状況としては「かなり贅沢」だけど、ワタシが金を出して、老人ホームに入ってもらおうか、と考え始めていた。
倒れたのはその直後。
今回は「きたかみ」
運転してくれるお礼の気持ちもあって、部屋は和室の特等。
夕食・朝食のバイキング込みで予約しました。
というかですね。
「ちょっといい船室」に泊まってみたかったけど、ひとりじゃもったいない。
同行者がいる今回がチャンス!というね。
「ワタシの欲を満たす」という目的もあったのですわ。
「ふたり旅」でずーっとしゃべっているので![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
写真は少なめ。
興味がありましたら、公式サイトをぜひ。
夕食のバイキング。
ビールを追加して、ダラダラ楽しみました。
翌朝。いいお天気でした。
大洗と比べたら、あっという間に?苫小牧到着。
お天気は少し怪しかったけれど、次第に晴れてくる予報。
このあともナビを頼りに、「札幌の我が家」へ到着しました。
おばさん二人で、「腰をやっちまわないようにね〜」と体に気をつけながら(ああ、「若くない」ってこういうとき哀しい…)
エレベーターのない4階へ、えっちらおっちら運びました。
備忘録として、費用のことを。
仙台〜苫小牧のフェリーは、特等和室・2名・乗用車1台・全食バイキングプランで66800円。
北陸某県からのガソリン代と高速代を合算して、約27000円。
札幌から北陸某県への帰路は、「友人の自腹」という約束でした。
今回、藤沢から札幌への引越しは、業者の見積もりをとりませんでした。
前回、複数業者から見積をとった新宿から藤沢への引越し時の、最高料金よりはかなりお安く、最終的にお願いした業者の料金よりはちょびっと高いかな?という感じでした。
まあ、フェリーの「特等和室」と船内の二人分の食事込みのお値段なのでね。
「軽トラ」というのも、良かった点。
燃費もいいし、高速代もお安い。
引っ越しというより、夜逃げか?という見た目だったかもしれませんけれどね〜。
とても楽しくて、忘れがたい引越し経験になりました。
ありがとうございました。
すでに数日経ちました。
札幌に完全移住したので、気分を変えたいと思っています。
今後は、自分が「記録しておきたいこと」をブログに残すつもり。
過去の投稿で、「思いを綴ったもの」「情報的な価値が低いもの」等、残しておきたくないものは少しずつ削除します。