前回の続き。

 

 

帯広で2泊して、帯広競馬場で遊んできました。

北海道・東日本パスを使った乗り鉄は、1日お休み。

 
 
帯広では、なかなか快適なドミトリーに宿泊しました。
こちらの宿は、2階だけがドミトリーで、3階〜5階は個室のようでした。
 
 
女性専用のドミトリー。
プライバシーが確保された2段ベッドの「下」。
 
部屋の向かい側に、女性用のトイレとシャワールーム。
「共用」ですけれど…ぶっちゃけ、「我が家」の自室からトイレより、近い滝汗
 
我々がものすごく広い家に住んでいるわけでなくて、このホテルがとても便利なデザインになっているということ。
 
そういえば、「藤沢の我が家」も「札幌の我が家」も、連れ合いの部屋のほうがトイレに近いんだよね〜。
 
 
小さなキッチンはありますが。
「自炊可能」ではあるけれど、現実問題として、それほどガッツリ自炊するかと。
 
帯広駅に近くて便利な場所ですしね。
お食事は外食と割り切ったほうがいいのかな?という気がしましたよ。
 
 
朝のホテル前。
ちょっとおしゃれで、ステキな宿でしたよ。
女性専用ドミトリー2泊で7000円ちょっと。
 
 
さて2泊した翌日は、再び乗り鉄。
 
当初は、午後2時くらいに帯広を発つ予定だったのです。
朝はゆっくりして、温泉にでもつかって、おお駅前に図書館があるぞ!ここでダラダラ…。
 
と思って「はっ!」と気づいた。
年末年始で、もうおやすみじゃんポーン
 
そうです、これが年末年始旅の「あるある」
行こうかな、と思ってたところが休みに入っている…。
博物館とか美術館とか、公共っぽいところはだいたいそうですな。
 
そしてもうひとつ気づいたのは。
午後2時に帯広を出ると、また途中で「夜汽車の趣」になってしまう真顔
 
半月前に乗ったのと部分的にかぶっているから。
いいかな、とは思ってたけど。
 
やっぱり、早く帰ろう!と決めて。
早朝の帯広。
 
 
セイコーマートで朝食と「乗り鉄のおやつ」を調達。
 
 
ホットシェフのおにぎり2個。
「塩さば」のおにぎりは、関東地方のコンビニではほとんど見かけないね。
塩がきいていて、大変に美味しい。
北海道で好きになったコンビニ食のひとつ。
 
でさ、往路と同じく、復路も新夕張で3時間待ち!だから。
お昼ごはんは往路と同じ店かな〜、なんてぼんやり考えていたんだけど。
 
 
帯広駅の切符売り場横に、「豚どんのおにぎり」という魅力的な文字がラブ
これは…「次のチャンス」はいつ来るか、わからん。
「買い!」でしょう。2個で600円。
 
 
ワタシが帯広から乗るのは左の新得行き7時32分ですが。
 
新得から新夕張までは、普通列車が走っていないことの「特例」で、特急の自由席に乗れる。
その列車は、右に発車案内が出ている「おおぞら2号」なのです。
 
 
帯広駅の名所案内。
旧国鉄の「愛国駅」「幸福駅」
 
ワタシは行ったことがありませんが、安い団体旅行で北海道を訪れたことのある両親は、行ったことがあるようです。
実家で写真を整理していたら、それらしいのが出てきたのよ。
ぜんぜん覚えていないらしいが滝汗
もったいないことです。
 
 
新得行きは、すっかりおなじみになった車両。
 
 
ガラガラですポーン
 
 
デジャヴュのよう、というか実際デジャヴュなのですが。
雪は、半月前の復路より、だいぶ減ったみたいですね。
 
 
新得駅も、だいぶ親しみがわいてきました。
 
 
すぐに乗り継ぎ。おおぞら2号。
改札で「北海道・東日本パス」を見せると、「どこまで乗られます?」と念押し確認。
「新夕張です」と答えて、合格!?
 
もし乗り過ごして先まで行ってしまうと、新得からの特急券に加えて、乗車券も買わなくてはなりません。
どんなに本数が少なくても、新夕張から先は「各駅停車」が走っていますからね。
 
 
改札を通ろうとしたとき、新得の駅弁情報を発見。
記録として、撮っておく。
「限定」に弱いワタシ。
販売の曜日が「限定」されているというのは…それだけで、魅力的に思えてしまうわ。
 
 
自由席の位置で待つ。
 
 
往路の混雑が嘘のようなガラガラっぷり。
まあ2日前は、事故で特急が遅れた余波などもあったのですが。
そもそも「帰省ラッシュ」の時期ですからね。
帯広駅に掲示してあった「特急の予約状況」を見たら、年末は下り(釧路方面)、年明けは上り(札幌方面)が満席、という表示でしたから。
 
年末の上りは空いている、ということでしょう。
朝早い特急ですしね。
もう少し遅ければ、もっと乗客がいたのかもしれません。
 
ラクに移動するには、多くの人とは「ちょっと、ズラす」のもコツですな。
 
自由席に座っていたら、車掌さんが検札に来ました。
おお、こういうの、久しぶりだぞ。
 
改札口と同様に、「どちらまで乗られますか?」と確認。
「新夕張です」と、まったく同じ口調でお返事。
 
新夕張から新得まで乗るときはさほど問題ないが。
逆は、少し注意が必要なのだ。
 
 
だって、新夕張に停車しない特急もあるから目
参考までに撮ったのは、車内誌に掲載されている時刻表。
 
 
往路は大混雑で、ろくに外を見られなかったけど。
帰りはゆったりと座らせていただけて、「安い乗り放題きっぷの客なのに…すみませんねえねえねえ」
 
だいたい、ワタシは過去にも「特急自由席乗り放題きっぷ」で同じ区間を乗ったことがあるが、こんなに空いていたことは、一度も記憶にないわよ。
 
 
 
窓越しなので写真はいまひとつですが、このあたりの雪景色は素晴らしいです!
いくら見ていても、飽きません。
 
 
戻ってきました新夕張。
2日前と比べて、だいぶ雪が積もっているような。
このあたりは、降ったんですかね。
 
 
さよなら、おおぞら。
 
 
新夕張で、またまた3時間待ち。
 
 
往路は外へ出たが、復路は出ない。
 
 
だってお昼ごはん、買ってきたんだもーん。
こちらが豚どんおにぎり2個で600円。
 
 
「味はついていますけど、一応…」と、タレもつけてくれました。
まずは、そのままパクリ。
 
 
おお…炭火で焼いた匂いがほんのり漂ってくるような。
 
冷めても、おいしい。
お弁当は本来、それが大事だと思っていて。
実のところ、「温め必須のお弁当」は「邪道!」くらいに考えておるのだ。
 
関係ないけど、ケンタッキーフライドチキンもそうだよね。
できたて熱々はもちろん美味しいんだけど、冷めてもまた、うまし。
 
 
タレをちょぴちょぴかけて食べてみる。
うん、このほうがうまいな。
冷たいものは味がうすく感じられるので、より濃い味付けにしたほうが美味しいのだと。
どっかで読んだぞ。
 
 
ちょっとボリュームが足りなかったので。
北海道限定の缶コーヒーを買って。
帯広競馬場の来場者サービスでいただいた焼き菓子を。
大変おいしうございました。
 
外に出なかったのに、あっという間に3時間が過ぎていったような。
 

 
往路に乗った列車が、新夕張で折り返すパターン。
 
 
 
ところで、往路に、カメラ持ちが全員おりていった滝ノ上駅。
 
復路では逆に、乗ってくる。
 
なるほど、お隣の新夕張で折り返してくるから。
ここで降りて、ほどよく時間を過ごせば、札幌または苫小牧方面へ戻れるってわけね。
 
「なにかあるんすか?」と、誰かつかまえて聞いてみたかったが。
話しかけやすそうな人を物色したのだが。
 
ワタシも「乗り鉄」の身、しょーもないことで話しかけられたくないのではないか?
だって、ワタシはそうだもん滝汗
 
と余計な忖度。
 
そんなときは、ネットで調べればいいじゃん。

 

 

なるほど。まもなく廃止される駅でしたか。
 
今回の行程は、青春18きっぷのシーズンにしては比較的乗り鉄・撮り鉄の方が少ないと感じていたのですが。
いることはいたんですね。
納得ですわ。
 
滝ノ上と新夕張の間にも、そもそもは駅があって、廃止済み。
石勝線は、札幌と道東を結ぶ大動脈ですなんけどね〜。
 
 
千歳で一休みして、「札幌の我が家」に帰ってきました。
 
続く。