前回の続き。

 


「札幌の我が家」で一泊した翌日は、再び「各駅停車の乗り鉄」です。

今回ぜひやりたかったこと ふたつめ。


これは、北海道・東日本パスのご案内。
「石勝線新得~新夕張間は、当該区間内相互発着の場合に限り特急列車普通車自由席に乗車可能」をやってみようと。

各駅停車がまったく走っていない区間の特例です。
今回は北海道・東日本パスですが、青春18きっぷでも同様です。


Yahooの乗り換え案内で、優等列車を含まない検索を指定すると、特例区間だけ特急で、ちゃんとでてきます。

千歳から新夕張までの、各駅停車が走っている区間がボトルネック。
結果、乗り鉄にしては遅い朝の出発です。


地味に、函館線と千歳線、各駅停車と快速エアポートを乗り換えて千歳駅へ。
快速エアポートは、大きな荷物の人でけっこうな混雑。
帰省と旅行、どっちが多いのかね。


千歳駅からは1両のワンマンカー。




乗り鉄さんで賑わうかと思ったが、さほどでもなく。
まあ、不便ですからね。
遠くから来て、わざわざ乗るのは大変。


車窓は、おお北海道だあ爆笑という感じ。
雪原とか牧場とか。
暖かい車内から眺めていると至福。


追分が近づくと、隣に線路が寄り添ってくる。


追分駅。
この近くにも行ってみたいところがあるけど、それはいつでも行けるから。


ずっと前に特急で何度か通ったことがあるけれど、のんびり外を見たことはなかった。





何人かいた「カメラ持ちのひとたち」は全員、滝ノ上で降りていった。
同一グループとかではなく、お一人様ばかりのようだったが、この辺にいいところがあるのかな。



新夕張まで行ったのは、2人か3人。
夕張線の廃線後は、このホームしか使っていない模様。


発車時刻表。
そもそも少ないんだが、右側はすべて特急。

3時間以上の待ち時間。
とりあえず、駅の外へ。
有人改札。


雪の季節にこの駅へ来たのははじめて。


石勝線開業前は、紅葉山駅だったようです。
少しはなれたところだったらしいのですが、この駅名標は移動させたのかしら。

食べるところは、チェックしてきたよ。

駅からわりと近い食堂。
外観撮り忘れた。



夕張名物と掲示されてたカレーそば800円。
あんかけみたいなカレーがかかってきて、熱くて、うまい。
しっかりした豚肉がけっこう入っている。


もう少し夕張にお金を落としましょうと。
鉄道駅前の「道の駅」へ。

「道の駅」といっても、ほぼスーパー。
夕張グッズはいろいろありましたね。


軽食と飲み物を売っているところがあったので、ちょこっと買って、だらだら。

さすがに3時間強の待ち時間は長い。
飲み終わって、飽きてきたので、駅に戻る。


新夕張駅前のバス停。
新札幌と結んでた路線が廃止されたことが明示されている。
なんだかカナシイ。


小さな「記念展」。
こういうのは権利関係とかあって、あまり撮らないほうがいいかも。
「こんなのをやってましたよ」という記録程度に。


廃線駅マップ。


「北海道限定」が気になって、缶コーヒーを。


結婚新生活支援事業。
都会への未練がなければ、子供が小さいうちはこういうところで暮らすのも悪くないと思うね。


札幌行きの特急は10分くらい遅れていた。


ワタシが乗せていただく釧路行きの特急も、同じくらい遅れていた。


予想はしていましたけどね。
大混雑ですよプンプン
通路はもちろん、デッキも人・人・人!

何度も放送が。
どうやら、北斗5号が大幅に遅れて、一本前ののおおぞら5号に乗れなかった人がけっこういたらしい。

原因となった特急はかなり遅れたらしく、払い戻しになるかもしれんけど、「えきねっと」とか「とくだね」とかの割引きっぷだと払い戻しにならないことがある、と繰り返しアナウンスしている。

せっかくの年末旅行で、ちゃんと指定席を手配していたのに乗れなくて、通勤か?レベルの混雑列車に立ちっぱなしの無念は、払い戻しじゃ償えないよっ!(おおげさ)て思うけど。


おおぞら5号の指定席をとってたのに、おおぞら7号の自由席で立っているとは、気の毒だな。
みんな荷物も多いし。
小学生以下くらいの子供を連れたご家族も。
外国人が多いようにも見えたし。

まあワタシはね、各駅停車として乗せてもらっているので、混んでても文句ないですが。

もっと空いている時期に、また乗ってみましょうかね。
もっとも、過去の特急自由席乗り放題経験でも、このあたりはまあまあ混んでて、座ってのんびり外を眺めた記憶はないのですがね。

おおぞら7号はがんばった?けど。
トマムでの乗り降りにものすごく時間がかかり、ますます遅れる始末。

新得では、各駅停車が特急を待っててくれました。
「待たされる側」に乗っていることが多いので、ちょっと変な感じ。

乗り換えた客はそんなに多くなくて。
ほとんどの乗客はそのまま特急で、帯広・釧路方面へ。


午後5時近く。
もうすっかり夜汽車な感じ。

この釧路行きは2両編成だったけど、先頭車両がかわいい。


シートもかわいい。
JR北海道では、ほんと、ステキな列車に出会えるね。


途中でまた、遅れた特急の通過待ちで、さらに遅れた。
午後6時に帯広着。


宿のことは後程まとめて。
女性専用ドミトリーに2泊です。


帯広の1食目は「インディアン」でカレー!と決めていたのよ。


シーフードカレー大辛 869円。


セルフサービスの薬味が3種類あったので、のせてみた。

独特のとろりとしたルー。
野菜も溶け込んでるのかな。コクがあって美味しい。
というか、クセになりそうな味。

地元民と思われるお客さんで賑わっていました。

昼はカレーそば、夜はカレーライス。
カレー味は、連続で食べても飽きないな。

続く。